特定非営利法人のネットワークリスクマネジメント協会(NRA)は21日、“2004セキュリティ十大ニュース”を発表した。
- 2月24日 史上最大451万7,039人の個人情報漏洩――何時我組織なのか、幹部枕を高くして眠れず
- 11月1日 銀行の入金通知を偽装する日本語フィッシング詐欺メール発生――手口巧妙なオンライン詐欺日本にも上陸
- 6月15日個人情報保護法 来年4月1日全面施行に向けて、国からガイドライン公表――いったい何準備したら良いの?
- 10月4日 情報家電のセキュリティ対策への注目が一気に高まる――家電もPCもセキュリティ対策が必要なシロモノ?
- 6月1日 セキュリティ原理主義に陥るな」― RSA Conference 2004 Japan より――IT利用、恩恵を最大化、リスクは最小化とするバランスを
- 5月10日 Winny開発者逮捕の衝撃――もはや技術だけの問題ではなく、社会全体の問題に
- 5月24日 方公共団体セキュリティ対策支援フォーラム設立――自治体のITセキュリティ支援の切り札に
- 12月7日 IT戦略本部 国家情報セキュリティセンター(仮称)設置へ――国家情報セキュリティ対策を統一的/横断的に実施
- 12月21日 ウイルス感染被害6万3,657件 今年、過去最高に――亜種の続出とウイルス作者の変化
- 11月12日 住基ネット侵入実験――公的組織が行う脆弱性検査の難しさ
となったという。各記事の詳細はウェブページで参照できる。
NRAは、情報化社会における情報セキュリティー技術の普及と、情報化推進のための環境整備を目的に設立された非営利団体で、関連法制度の整備などについて提言するほか、企業/自治体のシステム管理者向けにセキュリティー関連記事を掲載したメールマガジン“啓・警・契”を発行している。