BTX規格に対応するCPUクーラーが付属した「Pentium 4-560J」が登場した。入荷したのはT-ZONE.PC DIY SHOPで、価格は5万3550円。ただし、インテル純正のBTX対応マザーボードとのセット購入が条件となる。
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BTX用クーラー同梱版の「Pentium 4-560J」が発売されたことで、ようやくBTXでの自作が可能になった |
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パッケージは、発売時に大きいと話題になったLGA775版パッケージをさらにひと回り大きくしたもの。手前からSocket 478、LGA775(ATX版)、LGA775(BTX版)となる |
BTX規格に対応する製品としては、先月13日にインテル純正マザーボードが、6月にはクーラーマスター製PCケース「CM Stacker STC-T01」の販売が始まっていたが、唯一足りなかったのがCPUクーラーだ。というのも、ATX規格とBTX規格ではCPUクーラー固定用の穴の位置が異なるため、従来のATX用のCPUクーラーを流用することができなかったからだ。今回、BTX用クーラー同梱版の「Pentium 4-560J」が発売されたことで、ようやくBTXでの自作が可能になったということになる。
通常のLGA775版「Pentium 4-560J」と異なるのはパッケージサイズ。写真のように、発売時に大きいと話題になったLGA775版パッケージをさらにひと回り大きくしたものとなっている。そのパッケージにも“Balanced Technology Extended(BTX)”という記載が見られる。その他、実クロック3.6GHz、S-Spec“SL7Q2”というのは、すでに販売中の「Pentium 4-560J」と同じ。同梱のCPUクーラーが異なるだけで、それ以外は同様となっている。
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パッケージには“Balanced Technology Extended(BTX)”という記載が見られる | | 実クロック3.6GHz、S-Spec“SL7Q2”というのは、すでに販売中の「Pentium 4-560J」と同じ |
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