Gigabyteから、Socket 939対応の“nForce4”マザーボード「GA-K8NF-9」が登場した。“nForce4 SLI”“nForce4 Ultra”“nForce4”という3種類がラインナップされている“nForce4”シリーズのうち、ローエンドモデルとなる“nForce4”を採用(ただし、同梱のマニュアルおよびGigabyteのウェブサイトでは“nForce4-4x”と表記されている)。同チップセットを搭載する製品はこれが初登場で、PCI Expressに対応し1万3000円台~1万4000円台という低価格がウリだ。
Gigabyte製“nForce4”マザー、「GA-K8NF-9」。“nForce4”シリーズのうち、ローエンドモデルとなる“nForce4”を採用する |
“nForce4”シリーズの主な機能の違いは、SLI対応の“nForce4 SLI”を筆頭に、“nForce4 Ultra”はSLI非対応としたモデル、“nForce4”はさらにSerial ATAインターフェイスを転送速度1.5Gbpsまでの対応としたモデルとなる(“nForce4 Ultra”以上は3Gbps対応)。そのほか、ギガビットイーサネット機能、RAID 0、1、0+1対応というスペックは同様。
マニュアルより。SLIには非対応だ | 1チップ構成となっており、Serial ATAは転送速度1.5Gbpsまでとなる |
今回登場した“nForce4”搭載マザー「GA-K8NF-9」のスペックは、拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3。DIMMスロットは4本でDDR400までの対応。Serial ATAはチップセットによる4ポートのみで、IEEE1394、ギガビットイーサネットがオンボード。価格はOVERTOPで1万3480円、高速電脳で1万3800円、ドスパラ秋葉原本店で1万3980円、フェイスで1万4570円。ドスパラアキバ店で1万4580円。
拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3という構成 | SLI対応マザーはやや特殊な仕様で高価だが、ローエンドの“nForce4”ということで手ごろな価格。PCI Express対応Athlon 64マザーのスタンダードとなりそうだ |