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NTT-AT、デスクトップの動画と音声を丸ごと保存できる映像音声レコーダー“PIFREC”の販売を開始

2004年12月21日 20時45分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ(株)は21日、パソコンで再生されている動画や表示されている静止画と音声をそのままの品質で記録できるシステム『PC映像音声レコーダ』(愛称:PIFREC [ピフレック])を開発したと発表した。24日に販売を開始する。価格は189万円。

システム構成
『PC映像音声レコーダ』のシステム

『PC映像音声レコーダ』は、高速インターネット回線を利用した遠隔講義/テレビ会議/映像監視などの映像系サービスの普及に伴い、受信内容の記録/保存に対するニーズが高まってきているが、これらのサービスをパソコンで受信する場合に、受信内容をそのままの品質で簡単に保存できないことから開発したというシステム。フレーム検出と映像/音声保存を行なう“PC映像音声レコーダソフト”、映像をキャプチャーするためのカード“PC映像キャプチャボード”、映像再生を行なうためのパソコン“キャプチャPC一式”で構成される。

同システムは、パソコンの映像信号をキャプチャー用のパソコンに入力し、搭載するキャプチャーカードから正確なフレームレートでHDDに記録することにより、映像と音をロスレス(劣化なし)で記録でき、パソコンにも負担がかからないのが特徴。信号入力はアナログRGBとデジタル(DVI)に対応しており、出力フォーマットはAVI。映像信号の保存は、表示されている任意の領域を任意のフレームレートで保存可能。フレームレートは保存領域のサイズ/色数/ハードウェア性能に依存し、毎秒30フレーム(30fps)の場合は、VGA(640×480ドット)で24bitカラー。音声は44kHz/16bitステレオ(最高品質選択時)に対応。最大記録時間は1時間(VGA、30fps設定時)となる。

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