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京セラ、次世代無線インターネットアクセス技術“iBurstシステム”の実験を開始――下り1Mbpsで

2004年12月20日 16時05分更新

文● 編集部

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京セラ(株)は20日、次世代無線インターネットアクセス技術“iBurstシステム”の実験を開始したと発表した。総務省から実験無線局の本免許を16日付けで取得したことから開始するもので、国内では初という。同社の横浜事業所内に実験局を設置し、“iBurstシステム”の機能/性能のほか、高度化を行なうための電波特性やスループット特性などの機能や、性能特性の評価を行なう。

基地局 ユーザーターミナル
基地局ユーザーターミナル

“iBurstシステム”は、基地局のエリア内の総伝送容量が最大約24Mbpsで、周波数あたりのデータ伝送効率も高いことから、多数のユーザーが同時に接続しても安定して高速通信を行なえるのが特徴。データ通信速度は下り最大約1Mbps。海外では、オーストラリアのPersonal Broadband Australia(パーソナル・ブロードバンド・オーストラリア)社が3月に同技術を採用した商用サービスを開始しており、2005年3月には南アフリカでも商用サービスが開始される予定。

コンセプトと位置付け
“iBurstシステム”のコンセプトと位置付け

同社では、周波数のアグリゲーション(結束)により2005年には最大2Mbps、2009年をめどに10Mbpsに高速化する予定。

VoIPにも対応しやすい
VoIPを始めとする大容量化/多様化するアプリケーションに対応しやすいという

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