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アイリバー・ジャパン、5GBのHDDを内蔵したデジタルオーディオプレーヤー『H10[5GB;color]』を発表

2004年12月17日 18時28分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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コンパニオンの女性と『H10[5GB;color]』
アイリバー・ジャパン(株)は17日、都内・麻布で記者説明会を開催し、5GBのHDDを内蔵したデジタルオーディオプレーヤー『H10[5GB;color]』(以下、H10)を2005年1月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。同社直販サイト“iriver e・stor”での販売価格は3万2800円。



韓国レインコム社のセールス&マーケティング担当バイスプレジデントのヘンリー・キム氏
韓国レインコム社のセールス&マーケティング担当バイスプレジデントのヘンリー・キム氏
発表会には、韓国レインコム(Reigncom)社のセールス&マーケティング担当バイスプレジデントのヘンリー・キム(Henry Kim)氏が登壇し、同社の実績を説明した。キム氏は「弊社の2004年度の全世界の出荷台数は300万台に達する見込みです。これは全体の約15%のシェアに当たります。また、2005年度は全世界で700万台の出荷を目指したい」とした。また、「マイクロソフトなどと協業し、H10とコンテンツを融合させたキャンペーンを展開していきたい」と、今後の展開も説明した。



『H10[5GB;color]』 カラーバリエーション
『H10[5GB;color]』左から“スイートグレー”“ディープレッド”“ネオシルバー”“ミッドナイトブルー”

名刺との比較
H10はほぼ名刺サイズ。重量も96gと軽い
H10は、5GBのHDDを内蔵した名刺サイズのデジタルオーディオプレーヤー。本体には1.5インチの液晶ディスプレー(26万色)を搭載し、音声再生のほかFMチューナー(76.0MHz~108MHz)、画像(JPEG形式)、テキストファイルの閲覧ができるのが特徴。操作は前面に搭載されたタッチパッドと2つのボタンで行なう。パソコンとの接続はUSB 2.0で行ない、録音/転送は専用の音楽管理ソフト『iriver plus』を使用する。音声再生はMP3(MPEG-1/-2/-2.5 Layer 3)、WMAに対応。再生機能では、ヘッドフォンで3Dサラウンド音響が楽しめる“SRS WOW”のほかジャズやロックなど30種類のイコライザー機能が内蔵されている。FMチューナーは、日本のほか米国、韓国、欧州の周波数があらかじめプリセットされており、海外での使用も可能。そのほか、ボイスレコーダー機能、アラーム付きタイマー機能なども内蔵する。

音楽管理ソフト『iriver plus』は、CDの録音/管理のほか、本体と接続した際に自動的に同期を実行する機能などを搭載する。楽曲情報の取得は、米グレースノート(Gracenote)社のCDDB音楽認識サービス“CDDB”のほか、音声の波形を読み取ってインターネットから楽曲情報を検索できる“Music ID”機能にも対応している。

電源はリチウムイオン充電池で、連続再生は最長約12時間(128kbpsのMP3、ノーマルイコライザー、ボリューム20、ディスプレーオフ再生時)。本体サイズは幅54.6×奥行き15.0×高さ95.5mm、重量は96.2g。対応OSは、Windows 2000/XP。主な付属品はヘッドフォン、ACアダプター、キャリングケース、USBケーブル、インストールCD。オプションとしてクレードル(3480円)、専用リモコン(2480円)、追加バッテリー(各色、2980円)が用意されている。



『H10[2GB]』 『H10[20GB]』
『H10[2GB]』『H10[20GB]』
会場には3月発売予定の20GBと3GBタイプのH10が参考展示されていた


『SV-i700』
『SV-i700』
併せて、デジタルオーディオプレーヤー“iFP-700”シリーズを水中で聴くための防水ケース『SV-i700』も発表した。水深3mまでに対応し、防水タイプのステレオヘッドフォンが付属する。



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