ATIから、GPUに“RADEON X600 PRO”を搭載し、TVチューナー/キャプチャ機能を装備したビデオカード「ALL-IN-WONDER X600 PRO」が登場した。PCI Expressに対応したビデオキャプチャカードの登場は、今回が初。入荷したのは輸入品で代理店は興隆商事。
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GPUに“RADEON X600 PRO”を搭載し、TVチューナー/キャプチャ機能を装備したビデオカード「ALL-IN-WONDER X600 PRO」 |
同製品は、GPUに“X600 PRO”を搭載。コア/メモリクロックは400/600MHzで動作する。メモリはDDRタイプを使用しており、256MB搭載。TV/FMチューナを搭載しており、TVキャプチャはMPEG2で可能。キャプチャはソフトウェアエンコードで行なわれるため、キャプチャ時には1GHz以上のCPUが必要となる。
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以前の“ALL-IN-WONDER”に比べて、TV/FMチューナーは小型化した | | インターフェイスは、VGA×1、DVI×1、VIVO端子×1 |
インターフェイスは、VGA×1、DVI×1、VIVO端子×1。TV入力/FM入力/ビデオ入力/ビデオ出力端子が1つにまとめられたVIVOケーブル×1、VIVOケーブルのビデオ入力端子に接続するS-Video/コンポジット入力端子ボックス×1、VIVOケーブルのビデオ出力端子に接続するS-Video/コンポジット/アナログ音声出力端子ボックス×1と、3つの特殊ケーブル/ボックスを同梱されている。そのほか、ソフトウェアとしてDVDオーサリングソフトの「Pinnacle Studio 9」やビデオ編集ソフトの「muvee autoProducer」などが付属。なお、日本国内でTV/FMチューナーが正常に動作するかどうかは不明とのこと。また、今まで“ALL-IN-WONDER”シリーズに付属していたリモコンは別売となるので注意。価格は、パソコンハウス東映で2万8970円、高速電脳で2万9190円。
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TV入力/FM入力/ビデオ入力/ビデオ出力端子が1つにまとめられたVIVOケーブル | | VIVOケーブルのビデオ入力端子に接続するS-Video/コンポジット入力端子ボックス×1、VIVOケーブルのビデオ出力端子に接続するS-Video/コンポジット/アナログ音声出力端子ボックス |
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入力/出力ボックスともに、コンポジット×3、S-Video端子×1という構成になっている | | パッケージにはFM用のワイヤーアンテナも同梱される |
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