ハイエンドExtremeシリーズからは“nForce 4 Ultra”と“i925XE”モデルが
もうひとつ注目となっていたのが“nForce 4 Ultra”搭載のATXマザー「KN1」だ。この“nForce 4 Ultra”は、今週登場したASUSTeK「A8N-SLI Deluxe」に採用されている“nForce4 SLI”の下位にあたるチップセット。最上位の“nForce4 SLI”から“SLI”機能を省略したもので、他の機能は同じというものだ。「KN1」は、見た目もすっきりな6層基板に同社独自の冷却機構“Cooler Accelerator”を搭載するのが特徴のSocket 939マザーボード。40mm角ファンをグリーンのカバーで覆い、通常であればパラレルポートなどが用意されるブラケット部のスペースに装着することで、効率的な冷却を行うという。すでに、同社のLGA775対応マザーボード「PF4 EXTREME」などでも採用されている。価格は約1万8000円程度となりそうで、来年1月の発売を予定しているとのこと。ちなみに、“nForce4 SLI”搭載モデルの予定は、いまのところ無いとのことだ。
“i925XE”を搭載した「PF21」も、やはり6層基板に冷却機構の“Cooler Accelerator”が特徴となるLGA775マザー。10/100Base-Tイーサネットとギガビットイーサネットに加え、USB接続のIEEE802.11g対応ワイヤレスLANアダプタが付属する。発売予定は来年1月。価格は約2万円と“i925XE”搭載製品としては安くなりそうだ。
130万画素のカメラを搭載したPentium M対応のノートベアボーン
最近行われるこの手のイベントで、必ずと行っていいほど展示されているのがPentium M対応のノートベアボーン。今回のECSも例外ではなく、2種類の製品「G220/S」と「G220/W」を見ることができた。「G220/W」はWXGA対応12.1インチワイド液晶を搭載したモバイルノート型ベアボーン。Pentium M/Celeron M対応で、チップセットは“i855GME”。4in1のカードリーダライタやスリム型のDVDコンボドライブ、130万画素のWEBカメラを搭載するのが特徴だ。下位モデルとなる「G220/S」は、XGA液晶対応で、WEBカメラを装備しないモデルとなる。価格は上位の「G220/W」で約9万ほどになる予定。発売は今月20日だ。
WXGA対応12.1インチワイド液晶を搭載したモバイルノート型ベアボーン「G220/W」 | 130万画素のWEBカメラを搭載するのが特徴だ | |
フロントの4in1のカードリーダライタはどちらのモデルも搭載している | 下位モデルとなる「G220/S」は、XGA液晶対応で、WEBカメラを装備しないモデルとなる |