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円形巨大クーラーの構造を受け継いだZalman製ビデオカードクーラーが登場!

2004年12月10日 00時03分更新

文● 水野

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 束ねたフィンを円形に広げ、その中心にファンを埋め込むという構造でおなじみのZalman製CPUクーラー、「CNPS7000」「CNPS7700」シリーズ。その構造を受け継いだビデオカード用クーラー「VF700」が登場した。

「VF700」
Zalman製ビデオカードクーラー「VF700」。これは「VF700-AlCu」をGeForce 6600GE AGP版に装着した状態

 前述した構造は「CNPS7000」「CNPS7700」と全く同様だが、サイズの制約が生じるエッジ側のフィンが3分の1ほどの長さという非対称形状になっている。また全高もさすがに1スロットに収めることは無理だったようで、装着すれば2スロットを占有することになる。
 本体サイズは126.4(W)×91(D)×30(H)mm。CPUクーラーと同じく、フィンがアルミと銅のハイブリッドの「VF700-AlCu」と全銅製の「VF700-Cu」の2種類が用意され、前者の重量は180g(後者は不明)。ファンは80mm角相当サイズで、回転数は1350rpm(騒音値18.5dB)と2650rpm(騒音値28.5dB)の2種類から選択できる。マウンタは取り付けねじの位置の変更が可能で幅広いビデオカードに対応できるが、パッケージにも書かれている通りMatrox製ビデオカードとGeForce PCXシリーズには非対応とされている。価格はTSUKUMO eX.で「VF700-AlCu」が2780円、「VF700-Cu」が3580(予価、近日入荷予定)となっている。

非対称構造 本体
「CNPS7000」/「CNPS7700」と同様の構造。ただしフィン片側が約3分の1の長さ1スロットには収まらず、装着すれば2スロットを占有することに
裏側 非対応
マウンタは取り付けねじの位置の変更が可能で幅広いビデオカードに対応できるMatrox製ビデオカードとGeForce PCXシリーズには非対応
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