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“K8T890”搭載のGigabyte製マザーボード「GA-K8VT890-9」のサンプル版が登場!

2004年12月09日 22時39分更新

文● 増田

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 Socket 754/939/940対応のVIA製チップセットとしては初めてPCI Expressに対応するという“K8T890”を搭載したGigabyte製マザーボード「GA-K8VT890-9」のサンプル版が、アキバにお目見えした。

K8T890
Socket 754/939/940対応のVIA製チップセットとしては初めてPCI Express x16に対応するという“K8T890”
GA-K8VT890-9
“K8T890”を搭載したGigabyte製マザーボード「GA-K8VT890-9」のサンプル版

 “K8T890”は、9月に発表されたVIA製Socket 754/939/940対応の新型チップセット。Socket 754/939/940のOpteron/Athlon FX/Athlon 64/Sempronの各CPUに対応する。PCI Expressは、PCI Express×16を1、PCI Express×1を4の計20レーンをサポート。今回のサンプル版マザーで採用されているSouth bridgeは“VT8237R”となっているが、VIAのウェブサイトによると来年前半にも8チャンネルサウンドやSerial ATA RAID(4ポート)、PCI Express×1を2本までサポートする“VT8251”になる予定としている。
 なお、同時に発表された上位モデル“K8T890 Pro”は、計20レーンのPCI Expressを、PCI Express×16を1、PCI Express×4を1という構成でサポート。このうちPCI Express×4はVGAカード用スロットとして使用が可能で、同社ではこれを“DualGFX”と呼んでいる。ただしnVIDIAの“SLI”のように、2つのグラフィックスチップの処理性能のバランスをとりながら並列演算して、最終的に1枚の画像としてアナログ出力するのではなく、ビデオカード2枚差しで最大4画面のの出力に対応したマルチディスプレイ機能をサポートするものとなる。

VT8237R 仕様
今回のサンプル版マザーで採用されているSouth bridgeは“VT8237R”となっているが、VIAのウェブサイトによると来年前半にも8チャンネルサウンドやSerial ATA RAID(4ポート)、PCI Express×1を2本までサポートする“VT8251”になる予定としているGigabyteによると発売は来年1月を予定しており、価格は未定とのこと。登場まで、もう少し時間がかかりそうだ

 本日からアークで展示が始まっている「GA-K8VT890-9」は、Socket 939に対応するATXマザーボード。拡張スロットは、PCI Express×16、PCI Express×1が2、PCIが3、DDR DIMM×4(DDR400/最大4GB)という構成で、IEEE1394やギガビットイーサネット、“VT8237R”によるSerial ATA RAID(2ポート)がオンボード。Gigabyteによると発売は来年1月を予定しており、価格は未定とのこと。登場まで、もう少し時間がかかりそうだ。

拡張スロット ブラケット
拡張スロットは、PCI Express×16、PCI Express×1が2、PCIが3、DDR DIMM×4(DDR400/最大4GB)という構成IEEE1394やギガビットイーサネット、“VT8237R”によるSerial ATA RAID(2ポート)をオンボードする
動作デモ デモ
アークでは1日限定で動作デモも行われた近日中に他のショップでもデモが行われる予定だ
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