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ワークビット、インストールCD-ROMのイメージを複数記憶できるフラッシュメモリー搭載CFアダプターカード『CF16MAR』を発売

2004年12月09日 19時33分更新

文● 編集部

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(株)ワークビットは9日、フラッシュメモリーを搭載し、“マルチ・オートラン”機能を搭載したCFアダプターカード『CF16MAR』のOEM販売を12月中旬に開始すると発表した。“マルチ・オートラン”機能のOEM販売も開始する。サンプル出荷を12月中旬に開始し、2005年3月から販売する。カスタマイズに対応しており、価格は問い合わせとなる。

『CF16MAR』
『CF16MAR』

同社の“マルチ・オートラン”は、起動プログラムなどの自動実行機能(AutoRun)の処理をオン/オフする自動実行制御と、自動実行制御を行なう制御装置で構成される機能。制御装置にはフラッシュメモリーが内蔵されており、周辺機器用のインストールプログラムとデバイスドライバーソフトを格納することで、パソコンなどのホスト装置に接続するだけで、必要なデバイスドライバーなどを自動でインストールできるのが特徴。フラッシュメモリーは複数のパーティションで区切ることができ、それぞれに異なるインストールプログラムとデバイスドライバーを格納できるようになっている。

『CF16MAR』は、ATAインターフェースから各種メモリーをアクセスするための独自開発LSI“Hanabusa”とフラッシュメモリーを搭載し、PCカードスロット(16bit)に対応したCFアダプターカード。CFアダプターカードとして利用できるほか、“マルチ・オートラン”機能を利用して、CFスロット対応機器のデバイスドライバーや任意のプログラムをパソコンに自動インストールすることが可能。内蔵のフラッシュメモリーをCD-ROMエミュレーションさせることで、CD-ROMドライブを搭載していないパソコンでもオートランインストール環境が利用できるようになる(対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000/XP)。光ドライブを搭載しないノートパソコンにおいて、新たにCFスロット対応機器をインストールするような場合に適しているという。

『CF16MAR』の動作モードは、CFカード装着時はCFアダプターとして動作する“CFモード”、CFカードが装着されていない場合はオートランインストールを行なう“内蔵メモリモード”に自動的に切り換わるようになっている。

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