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ハギワラシスコム、FOMAを利用するコミュニケーションツール“Viewer Port 200”を発売

2004年12月08日 23時03分更新

文● 編集部

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(株)ハギワラシスコムは8日、第3世代携帯電話“FOMA”を利用して留守宅の確認などが可能なテレビ電話ツール“Viewer Port 200”シリーズを発売すると発表した。個人向けモデル『Viewer Port 210』(HNT-VPT210)と、法人向けモデル『Viewer Port 250』(HNT-VPT250)をラインアップする。価格はオープン。発売時期は、『Viewer Port 210』が22日、『Viewer Port 250』が2005年1月。

『Viewer Port 210』
『Viewer Port 210』

“Viewer Port 200”シリーズは、FOMAのテレビ電話機能を利用するためのツール。本体にFOMAの通信カードを装着することで、内蔵したカメラ(1/4インチの32万画素カラーCMOSセンサー)の画像を、FOMA対応の携帯電話機からリアルタイムでモニターできるほか、本体の映像/音声出力端子にテレビを接続すれば、双方向で映像のやりとりを行なえるのが特徴。カメラのパン(±40度)/チルト(±30度)は携帯電話機からコントロールできる。センサー入力も用意されており、各種セキュリティーセンサーを接続すれば、異常を検知した場合にあらかじめ設定した携帯電話の番号に自動発信させ、モニタリングを行なうことが可能で、簡易型のセキュリティー装置として利用することもできるとしている。また、あらかじめ設定した電話番号にテレビ電話を発信できるボタンを搭載しており、ハンズフリー装置としても利用できるという。

画像サイズはQCIF(176×144画素)で、最大で毎秒15フレーム。テレビ電話接続には64kbpsの回線交換方式を利用する。本体サイズは幅170×奥行き80×高さ105mm、重量は約360g。電源はACアダプター(DC6V)を利用し、消費電力は7W。インタフェースは、PCカードスロット、センサー入力、外部デバイス出力、、映像ライン出力、音声ライン出力、USB、赤外線通信を装備する。本体の設定は携帯電話機の“赤外線リモコン”で行なえるようになっているが、より詳細な各種設定を行なうためのパソコン用ユーティリティーソフトも付属する(対応OSはWindows XP/2000)。対応通信カードは、FOMA F2402/P2402。対応携帯電話機は、FOMA F900iT/N900iS/P900iV/SH900i/D900i、FOMA N2102V/F2102V/P2102Vなど。

法人向けモデルには、外部映像/音声入力端子と内蔵カメラの映像出力端子が追加されている。

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