米トランスメタ社は現地時間の2日、トランジスターの“しきい電圧”(Vt)を動的に調整することによりリーク電力を制御し、消費電力を低減する独自技術“LongRun2 Technologies”を富士通(株)にライセンス供与すると発表した。富士通は現行製品と次世代の半導体製品に導入する予定という。
ちなみに、米トランスメタの“Efficeon”プロセッサー『TM8800』は、富士通のあきる野テクノロジセンターで製造されており、LongRun2拡張機能を搭載したプロセッサーのサンプル出荷も年内に開始されるとしている。