ノーテルネットワークス(株)は1日、スイッチ製品“BayStack(ベイスタック)”シリーズの新製品として、PoE(Power over Ethernet)に対応したGigabitレイヤー2スイッチ“BayStack 5520”を発表した。10/100/1000BASE-T×48ポートの『BayStack 5520-48T-PWR Power over Ethernet Switch』と、24ポートの『BayStack 5520-24T-PWR Power over Ethernet Switch』の2製品をラインアップする。販売代理店経由で販売し、希望小売り価格は48ポートが125万8950円、24ポートが94万3950円。
『BayStack 5520-48T-PWR Power over Ethernet Switch』 |
“BayStack 5520”は、IEEE 802.3af規格のPoEに対応したGigabitスイッチ。8台までスタック可能で、10/100/1000BASE-Tを最大で384ポートまで拡張できるのが特徴。独自のスタック技術“FAST(Flexible Advanced Stacking Technology)”により、1台で80Gbps、8台では最大640Gbpsの処理が行なえるという。PoEに対応したことで、IP電話端末や無線アクセスポイント、ネットワークカメラ、セキュリティー端末、照明装置などに、LANケーブルを利用して給電できるため、ネットワークの構成をシンプルにできるとしている。各ポートあたりの平均供給電力は48ポートモデルで6.5W、24ポートモデルで13Wとなっており、オプションの電源ユニットを利用すれば、全ポートに最大15.4Wを供給できる。
『BayStack 5520-48T-PWR Power over Ethernet Switch』は、10/100/1000BASE-T×48ポートと、アップリンク用のビルトインSFP(Small Form Factor Pluggable) GBIC(GigaBit Interface Converter)×4ポートを搭載する。45~48ポートは10/100/1000BASE-TとビルトインGBICポートの切り替えが可能。パケット処理能力は71.4Mpps。本体サイズは1Uで、幅438×奥行き387×高さ44.5mm。重量は8.8kg。消費電力は最大600W。
『BayStack 5520-24T-PWR Power over Ethernet Switch』 |
『BayStack 5520-24T-PWR Power over Ethernet Switch』は10/100/1000BASE-T×24ポートとアップリンク用のビルトインSFP GBIC×4ポートを搭載する。21~24ポートは10/100/1000BASE-TとビルトインGBICポートの切り替えが可能。パケット処理能力は35.7Mpps。本体重量は8.4kg。消費電力は最大600W。