(株)日立製作所は1日、輝度が3200ルーメンで、重量が3.9kgの液晶プロジェクター『CP-X445J』を12月中旬に発売すると発表した。価格は52万2900円。
『CP-X445J』 |
『CP-X445J』は、マイクロレンズ付きの0.79インチポリシリコンTFT液晶パネル(1024×768画素)×3枚と、230WのUHB(Ultra High Brightness)ランプを搭載することで、輝度を3200ルーメンに高めるとともに、本体重量を低減したのが特徴。通常モードのほか、輝度を20%下げることで静音化を図る“静音化モード”に切り替えることも可能。焦点距離が24.4~29.3mm/F1.7~2.1の短焦点レンズを搭載しており、1.8mの投影距離で60インチの表示が行なえる。スクリーンと本体設置位置の高低差をによる台形歪みを自動補正する“垂直キーストン補正機能”や、プログレッシブ変換機能を搭載するほか、10BASE-Tポートを利用して、ランプの使用時間や電源のON/OFFなどをネットワーク経由で一括管理する機能も搭載している。
入力端子は、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)×2、デジタル(DVI-D、HDCP対応)、コンポーネントビデオ(RCA)、S-Video(ミニDIN4ピン)、コンポジットビデオ(RCA)を装備する。出力端子はアナログRGBを装備。マウス用のUSB端子とコントロール信号端子(RS-232C)も用意されている。スピーカーは12W(3W×4)を搭載する。電源はAC100Vで、消費電力は370W。本体サイズは幅336×奥行き265×高さ95mm。多機能リモコン、アナログRGBケーブル(長さ2m)、ソフトケース、逆さ設置用フィルターカバー、ビデオ/オーディオケーブル(長さ3m)が付属する。