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ヤマハ、インターネットVPNやIP電話対応を強化したVPNルーター『RTX1100』を発売

2004年12月01日 19時54分更新

文● 編集部

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ヤマハ(株)は1日、SOHO/中小規模ネットワーク向けのVPN対応ルーター“イーサアクセスVPNルーター”の新製品として、インターネットVPNやIP電話対応などの機能などを強化した『RTX1100』を2005年2月上旬に発売すると発表した。価格は12万3900円。

『RTX1100』
『RTX1100』

『RTX1100』は、2002年9月に発表した『RTX1000』の機能を強化した上位モデル。暗号処理をハードウェアで実装し、ルーティング性能を強化することでVPNスループット(IPsec)を最大100Mbps(SmartBitsによる測定値)に高速化するとともに、QoS(Quality of Service)機能などを強化したのが特徴。WANプロトコルはPPP/PPPoE/MP/フレームリレーに対応し、VPNは、IPsec+AES、3DES、DES+IKE(メイン/アグレッシブ)、PPTP+RC4をサポートする。VPN設定は30まで行なえる。QoS機能は、シェーピング(帯域制限可能)/優先制御/帯域制御(Dynamic Traffic Control/帯域分割/CBQ)/WFQ/VPNの適用などの制御が可能。IP電話をサポートする機能として、トンネルQoS、UPnP、SIP-NATなどを搭載している。フィルタリング(動的/静的)によるファイアーウォール機能はIPv6に対応。そのほか、フローティング・スタティック機能やネットワーク・バックアップ機能など『RTX1000』から対応している機能も搭載している。

インターフェースは、10/100BASE-TX×3(Auto MDI/MDI-X)、ISDN S/T(BRI)、シリアル(D-Sub15ピン、設定用)。対応回線/サービス網は、FTTH/ADSL/CATV/ISDN/高速デジタル専用線/IP-VPN/フレームリレー/広域イーサネットなど。電源はAC100Vで、消費電力は最大6.5W。本体サイズは幅220×奥行き141.5×高さ42.6mm、重量は770g。ISDN S/T点ケーブル、LANケーブル、シリアルケーブルが同梱される。

RTX1000用オプションとして販売中のラックマウントキット『YRK-1000』も利用できる。価格は1万8900円。なお、従来製品の『RTX1000』は継続して販売する。

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