再開発が着々と進行し、巨大ビル群が目立つようになってきた秋葉原。今回は、10月からの工事の進行のようすをチェックしてみよう。JR中央線/総武線の御茶ノ水駅のホームから秋葉原方面を見ると、秋原駅前地域の開発のようすがわかる。いつの間にか“TOKYO TIMES TOWER”(一番左の建物)は完成し、“秋葉原クロスフィールド”も一部完成を待つのみとなっている。
JR御茶ノ水駅から秋葉原の開発地域を見る |
“秋葉原クロスフィールド”のうち“ダイビル”は外装ほぼ完成、という状況。ただし“ダイビル”の場合、下層フロアの大きな吹き抜け部分の工事が残っており、この部分にかなり時間をかけているようだ。その2つの細いビルにはさまれるのが“UDXビル”。現在は上層階へ鉄骨を組みつつ、下層階の外装工事を行なっている。敷地面積が大きいだけに、高くなればなるほど他の2つのビルに負けない存在感が出てきている印象だ。
中央通りと神田明神下から |
近くで見ると遊歩道が建設中であるのがわかる。「IT産業拠点の街づくり」との文字も見える |
一番上の写真で左側の高いビルはマンション。もう完成しており、1Fにはカフェもオープンしている |
現在はまだ鉄骨組みの段階ながら、建物の形状がほぼ判別できるようになった“ヨドバシAKIBAビル”。ゆるやかな曲線を描く壁面と赤茶色の鉄骨が印象的だ。“ヨドバシAKIBAビル”の敷地はそれまでのJR秋葉原駅の敷地に食い込んでおり、総武線千葉方面ホームは東端が約10mほどが切断された。その跡には“ヨドバシAKIBAビル”の鉄骨が迫っており、もしかすると(アキハバラデパートのように)ホームから直接店舗に入れるようになるのかも知れない。
ヨドバシAKIBAビルの現状。中央通りの交差点からもその姿が確認できる。中央通り沿いの繁華街とは線路を挟んで反対側となるが、かなり目立つ。 |