マイクロソフト(株)は22日、インスタントメッセージングサービス“MSNメッセンジャー”の簡易版として、専用ソフトをダウンロードせずに利用できる“MSN ウェブメッセンジャー”の提供を開始したと発表した。同サービスは8月から試作版を5ヵ国で公開しており、今回15言語で正式にサービスを開始したもの。無料で利用できる。
基本機能として、15人まで同時に会話が可能な文字チャット、オンライン状態を設定してからのサインイン、表示名の設定、絵文字(設定されているもののみ)、フォントの設定、メールの受信ボックス(MSN Hotmail)の確認、サインインの際に最新情報を表示する“MSNトゥデイ”などが利用できる。専用ソフトで利用できる“Webcam”やボイス/ビデオチャット、カスタマイズなどは行なえない。対応ウェブブラウザーは、Internet Explorer 5.0以上、Netscape 7.0以上、Mozilla 1.6以上。
なお、MSNメッセンジャーの既存ユーザーの場合、同じアカウントで同じメンバーリストが表示されるという。