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ラトックシステム、未発表の製品を含む新製品発表会を開催――USB 2.0接続のリムーバブルRAID 1ケースなどが出展

2004年11月18日 21時48分更新

文● 編集部 小西利明

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ラトックシステム(株)は18日、秋葉原の同社東京支店内ショールームにて“ラトックシステム 2004-2005年 新製品ラインナップ”を題した新製品説明会を開催、未発表の製品を含む8製品が出展された。

市販のHDDを使って、手軽にRAID 1環境を構築できるリムーバブルHDDケース『U2-DK2R』
市販のHDDを使って、手軽にRAID 1環境を構築できるリムーバブルHDDケース『U2-DK2R』

この発表会で公開となった未発表製品の中でも注目なのは、同社のリムーバブルHDDケース“REX-Dock”シリーズの新製品『U2-DK2R』だろう。3.5インチHDD用ケースを2つ内蔵可能な筐体に、RAID 1コントローラーを搭載したリムーバブルHDDケースである。HDDケース内にパラレルATA HDD(別途ユーザーが用意)を2台組み込めば、簡単にミラーリングによる自動バックアップ環境を構築できるキットだ。

HDD自体はリムーバブルケース内に搭載されるので、HDDの交換も容易だ。HDDケース自体は、同社の他のREX-Dockシリーズと共通である。パソコンとの接続はUSB 2.0を使用する。データ転送だけでなく管理用ポートもUSBで兼ねているため、パソコンとの接続がケーブル1本で済み、付属のRAIDモニターソフト以外は、特別なソフトやドライバーも必要ない。展示環境のWindows XPで見た場合、USB接続の大容量ストレージとして認識されていた。RAIDコントローラーソフトでは、HDDの自己診断機能“SMART”によるHDDの温度状態表示や、ケース側ファンのコントロールなどが可能である。

同社ではSOHOユースを想定しているとのことだが、信頼性の高いミラーリングHDDシステムを、手軽かつ安価に導入したいというニーズに応える製品であろう。リムーバブルのメリットを活かし、重要データを収めたHDDを取り外して保管するといった使い方も簡単にできる。すでに販売店からの引き合いも多いとのことだ。標準価格は5万3000円。発売予定時期は年末。


U2-DK2Rの主なスペック
対応HDD 3.5インチ パラレルATA HDD(ATA 33/66/100/133)
BigDrive 対応
パソコン接続用コネクター USB 2.0(シリーズB)×1
対応OS Windows 98SE/Me/2000/XP
付属ソフト RAIDモニターユーティリティー、USB 2.0マスストレージドライバー(Windows 98SE用)、フォーマッター(Windows 98SE/Me用)、物理フォーマッター(Windows XP/2000用)

安価なTVチューナーPCカードと、ノートパソコンに適した小型TVアンテナ

同社は昨年11月にハードウェアMPEG-2エンコーダーを搭載したTVチューナーPCカード『REX-CB90TV』を発売している。それに加えて今回の発表会では、エンコード機能をソフトウェアで行なうことで、より安価にノートパソコンをTVパソコン化できる、未発表だったTVチューナーPCカード『REX-CB92TV』が出展された。“録画機能は重視しないが、TV視聴機能だけでも欲しい”というニーズに応える製品としている。録画機能は付属ソフトの『Ulead Video@Home 2』で提供される。形状はPCカード Type II型。パソコンとのインターフェースはCardBusを使用。対応OSはWindows XP/2000。標準価格は1万800円と安価。発売予定時期は12月中旬。

 
新製品のTVチューナーPCカード『REX-CB92TV』と、ポータブルTVアンテナ『REX-ANT1』を装備したノートパソコンのデモ。右はREX-CB92TV(試作品)
 
ノートパソコンの液晶に装着したREX-ANT1(背面からの様子)

REX-CB92TVに合わせて出展されたのが、こちらも未発表だったパソコン用のポータブルモバイルTVアンテナ『REX-ANT1』である。“パソコンにつないで使うのに適したモバイルTVアンテナ”をコンセプトとして作られた製品で、一般的な室内TVアンテナより小型に作られている。アンテナロッドやケーブル類を収納してしまえば、サイズは149mm(幅)×64mm(奥行き)×47mm(高さ)と非常にコンパクトになる。またノートパソコンとの組み合わせを重視していて、ノートの液晶パネルに装着するためのクリップを装備しているのも大きな特徴だ。同社のREX-CB90TV(最新版)やREX-CB92TVと組み合わせた場合、TVアンテナ線から電源をとるので、ケーブル1本で済むというのも手軽だ。付属USBケーブルを使ったUSB給電も可能である。

動作保証は同社製TVチューナーカード、キャプチャーカードとの組み合わせのみだが、単なるアンテナなので基本的にはどのTVパソコンでも動作するだろう。標準価格は6400円。またREX-CB90TVと本機をセットにした『REX-CB90TVA』(標準価格2万1000円)も発売される。発売予定時期は12月中旬。



小型送信機でUSBオーディオを手軽にワイヤレスヘッドホンで楽しむ製品も

またその他にも、先日発表されたワイヤレスオーディオ製品“REX-Link”シリーズ3製品も展示が行なわれていた。いずれも2.4GHz帯の電波を使って、ワイヤレスで音声を飛ばす機器であるが、ポータブルオーディオプレーヤー『iPod』と組み合わせて使う製品が用意されているのがおもしろい。またパソコン側にUSB接続の送信機を装着して使うワイヤレスヘッドホンシステム『REX-WHP1U』も、手軽で高音質なUSBオーディオと密閉式ワイヤレスヘッドホンを組み合わせた、非常に魅力的な製品である。送信機もスティック型のUSBメモリーと同程度と非常に小さく、使い勝手の良さそうな製品だ。REX-Linkシリーズの新製品3機種は、いずれも12月中旬発売予定。

USB送信機とデジタルワイヤレスヘッドホンをセットにした『REX-WHP1U』。ヘッドホンは(株)オーディオテクニカによりチューニングされているとのことで、なかなか高音質。ヘッドホンのバッテリーは内蔵リチウムポリマー充電池。標準価格は3万8000円 REX-WHP1Uに付属のUSB送信機(赤い部品)。製品にはタテヨコナナメに向きを変えられるコネクタ(黒い部品)や延長ケーブルが付属するので、装着場所を選ばないのも利点。Windowsだけでなく、Mac OSにも対応する
USB送信機とデジタルワイヤレスヘッドホンをセットにした『REX-WHP1U』。ヘッドホンは(株)オーディオテクニカによりチューニングされているとのことで、なかなか高音質。ヘッドホンのバッテリーは内蔵リチウムポリマー充電池。標準価格は3万8000円REX-WHP1Uに付属のUSB送信機(赤い部品)。製品にはタテヨコナナメに向きを変えられるコネクタ(黒い部品)や延長ケーブルが付属するので、装着場所を選ばないのも利点。Windowsだけでなく、Mac OSにも対応する
同じワイヤレス技術を利用して、iPodの裏側に送信機を装着して、iPodの音楽を据え置きステレオやワイヤレスヘッドホンに飛ばす製品も出展。送信機(右写真)のサイズはiPod miniとほぼ同じで、リチウムポリマー充電池を内蔵する。iPodと送信機の接続はヘッドホン端子経由のアナログ接続
iPodをワイヤレスヘッドホンで聴く『REX-WHP1P』。標準価格は4万2000円 iPodをさながらリモコンのように使って、据え置きオーディオから音楽を聴く『REX-Link1P』。標準価格は2万8000円
iPodをワイヤレスヘッドホンで聴く『REX-WHP1P』。標準価格は4万2000円iPodをさながらリモコンのように使って、据え置きオーディオから音楽を聴く『REX-Link1P』。標準価格は2万8000円

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