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ライター・永島和夫の“type T”購入記

ライター・永島和夫の“type T”購入記

2004年11月19日 00時00分更新

文● 永島 和夫

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ライター・永島和夫の“type T”購入記

ソニーマーケティング

オープンプライス



ソニーマーケティング(株)が9月にVAIOの秋冬モデル“type T”を発表して、はや2ヵ月。ビジネスパーソン向けのモバイルノートと位置づけられるtype Tだが、今回は仕事で使用しているユーザーの例として、9月にtype Tを購入したライターの永島和夫氏が、購入するまでのいきさつや、その後の使用感などをレビューする。

永島和夫氏近影永島和夫氏近影。ASCII24や携帯24でPC/IT系の記事を執筆する。得意分野はもちろん携帯電話だが、携帯電話でいつでもどこでもインターネットにアクセスするよりも、パソコンを使って超高速接続するほうが大好きという固定派。W-CDMA方式の普及で、彼の地で以前からあるようなPDAタイプの携帯電話を日本で使うのが夢


「そのパソコン懐かしいですね!」

フォトエキスポ 2003 レポート
「type T」はこちらから購入いただけます。画像をクリックするとアスキーとソニースタイルのコラボレーションサイト“SONY Flash on ASCII”に移動します。

 筆者がそれまでに携帯していたパソコン(2001年春発売のサブノート)は、すっかり“くたびれモード”に入っていた。購入当時最新だった超低電圧版Mobile PentiumIII-600MHzは、Windows Updateのたびに“もっさり感”が痛々しく感じられるようになり、購入から3年半が経過した2003年末には、新機種への買い換えを意識し始めていた。

 とはいえ、筆者の使用スタイルでは、ノートパソコンの買い替えは緊急の命題ではなかった。ライターという仕事がら、ノートパソコンで行なう業務はテキストエディターでの作業がほとんど。それに付随して、編集部や取材先などとの電子メールのやりとりや、情報収集のためのウェブサイトの閲覧といった作業がある。テキストエディター、電子メールソフト、ウェブブラウザーのほかに使用するソフトといえば、取材先でデジタルカメラで撮影した画像を、フォトレタッチソフトを使って処理する程度。旧マシンは、Internet Explorerがアップデートされるごとに動作が重たくなり、気にはなっていたのだが、それでも上記のような使い方がメインだと大きな不満はなかったのだ。

 ところがある日、“買い替え欲”を爆発させるような事件が起きた。仕事先で、私のパソコンを指して「そのパソコン懐かしいですね」と言われたのだ!!

 たしかに発売当時一世を風靡したパソコンなので、知っている人も多い。だが“懐かしい”とまで言われてしまうと、さすがに落ち込む。周囲で使っていた人も多かったが、思えば皆、すでに新しい機種に買い替えている……。

 そこでいてもたってもいられなくなり、2004年の秋、買い換えの検討を本気で始めたのだった。



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