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マイクロソフト、企業向けインスタントメッセージングシステム『Microsoft Office Live Communications Server 2005』を発売

2004年11月16日 20時57分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は16日、“Microsoft Office System”の新製品として、SIP(Session Initiation Protocol)とSIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence)をベースとしたエンタープライズリアルタイムコラボレーション製品『Microsoft Office Live Communications Server 2005』の提供を開始すると発表した。ボリュームライセンスは2005年1月2日に、パッケージ製品は1月21日に提供を開始する。

『Microsoft Office Live Communications Server 2005』は、インスタントメッセージ(IM)機能や音声通話機能、プレゼンス機能などを組み合わせて利用できる企業向けリアルタイムコラボレーションプラットフォーム。Standard Editionでは、新機能として、プレゼンス共有とIMをセキュアーな環境でリアルタイムで行なえる“フェデレーション”、企業ネットワークの外からプレゼンス機能やIMを利用する“リモート ユーザー アクセス”に対応したのが特徴。スケーラビリティーも従来より約30~45%向上しており、1台のサーバーで最大1万5000のIMユーザーをサポートできるようになっただけでなく、複数のサーバーを連動させることで最大数十万ユーザーにも対応可能。また、SQL Serverを利用した階層型アーキテクチャーにより信頼性や可用性も向上しているという。推定小売価格は、パッケージ(5CAL付き)が21万9000円など。

Standard Editionのほか、より大規模な環境に対応し、運用やセキュリティーの面を強化したEnterprise Editionも用意する。推定小売価格は、パッケージ(25CAL付き)が91万3000円など。

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