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インターコム、受信FAXの自動振り分けに対応したFAXシステム『まいと~く FAX Server 5/モデム内蔵4回線版』など2製品を発売

2004年11月16日 16時42分更新

文● 編集部

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(株)インターコムは16日、ナンバーディスプレイに対応した新開発のファクスモデム内蔵4回線カード『M-4MP』を同梱した、受信ファクスの自動振り分けが行なえるファクスシステム『まいと~く FAX Server 5/モデム内蔵4回線版』(マイトーク ファックス サーバー ファイブ/モデムナイゾウ 4カイセンバン)と『まいと~く FAX Server 5/ モデム内蔵8回線版』の2製品を29日に発売すると発表した。価格は、4回線版が47万2000円、8回線版が63万円。4回線版の専用オプションとして『M-4MP』も21万円で販売する。

『M-4MP』
『M-4MP』

『M-4MP』は、韓国System Beam社と共同開発したファクスモデム内蔵4回線カードで、ファクスを送信してきた相手の電話番号を特定できるナンバーディスプレイ機能を搭載する。2枚差しに対応しており、最大8回線を制御できる。インターコムのファクスサーバーソフト『まいと~く FAX Server 5』と組み合わせることで、送信元の電話番号により、オフィス内になる特定のデスク上のパソコンに自動振り分けができるのが特徴。同製品は、インターネットや電子メールが普及しても、見積書/請求書/発注書などの受発注業務分野ではまだファクスが多く利用されていることから発売するもの。現在ではナンバーディスプレイ対応のファクスモデムカードの入手が難しいことから、専用ファクスカード『M-4MP』を開発したという。

同ソフトでは、受信したファクスを、“Fコード”“FAX ID”(リモートID)、回線ごと、相手の電話番号(ナンバーディスプレイ)で自動振り分けできるのが特徴。これにより、受信ファクスを市外局番別に振り分けたり、送信元の電話番号により各担当者へ自動振り分けしたりできる。また、まいと~くFAXのAPI(ActiveX/DDE)を利用すれば、受信したファクスに確認ファクスを自動返送するといったことも可能。同社がホームページで提供するAPI連携のアプリケーションテンプレートを利用することで、ユーザーの業務システムにファクス送信機能を組み込むことが可能という。

『M-4MP』は、ハーフサイズ(幅150×奥行き106mm、金具を除く)のPCI/PCI-X対応カード(32bit/33MHz)。電源は3.3V/5V。対応機種はPC/AT互換機(Pentium III-800MHz以上、8回線版ではPentium 4-2.40GHz以上が必要)。『まいと~く FAX Server 5』の対応OSは、Windows Server 2003, Standard Edition、Windows XP Professional SP1以上/2000 Server(SP4以上)/2000 Professional(SP4以上)。ウェブクライアントを利用する場合はIISが必要。クライアントソフト『FAX 7クライアント』の対応OSは、Windows Server 2003, Standard Edition、Windows XP Professional SP1以上/2000 Server(SP4以上)/2000 Professional(SP4以上)/Me/98 SE/98。対応機種はPentium III-600MHz相当以上(モノクロではPentium II-300MHz以上)を搭載したPC/AT互換機。対応ウェブブラウザーは、Internet Explorer 6.0/5.5(SP2以上)。

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