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コニカミノルタ、毎分20枚出力のA4カラーレーザー『magicolor 5430 DL』やPictBridge対応の『magicolor 2430 DL』など4製品を発売

2004年11月15日 23時19分更新

文● 編集部

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コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)は15日、新開発の4連タンデムエンジンを採用し、A4カラー/モノクロを毎分20枚出力できるA4カラーレーザープリンター『magicolor(マジカラー) 5430 DL』、A4カラーを毎分5枚/モノクロ20枚で出力できるA4カラーレーザープリンター『magicolor 2400W』と“PictBridge”に対応した『magicolor 2430 DL』、毎分20枚出力のA4モノクロレーザープリンター『PagePro(ページプロ) 1350W』の4製品を発表した。価格と発売日は、『magicolor 5430 DL』が17万8000円(税別)が同日付け、『magicolor 2400W』が7万9800円(税別)で26日、『magicolor 2430 DL』が9万9800円(税別)で12月13日、『PagePro 1350W』が3万9800円(税別)で11月22日。

掲載当初、社名の表記が誤っておりました。ここにお詫びするとともに訂正いたします(2004年11月17日)。
『magicolor 5430 DL』
『magicolor 5430 DL』

『magicolor 5430 DL』は、4連タンデムエンジンによる高速出力のほか、カラー/モノクロページを自動認識して印刷モードを切り換えることでカラー/モノクロページが混在したドキュメントを出力する際のコストパフォーマンスを向上させたのが特徴。独自製法による小粒径で均質な重合法トナーを採用し、オイルレス定着にしたことで高解像度(2400×600dpi)と滑らかな階調が得られるようにしたという。新画像処理技術“Object Segmentation(オブジェクトセグメンテーション)”搭載しており、同一ページ上の写真/グラフィックス/文字をオブジェクトごとに最適な線数のスクリーンで自動処理するとともに、本体内部のAIDC(Auto Image Density Control)センサーにより中間転写ベルト上のトナー濃度を自動検出し、常に最適な出力濃度を保つようにしたとしており、ハイライト/シャドー/中間色などでも安定した色再現を行なうための新技術“eAICD”も搭載しているという。給紙カセットは標準で250枚。

インターフェースは、10/100BASE-TXとUSB 2.0(High-Speed)を装備する。独自のデータ通信方式“Raster Language(ラスターランゲージ)”を採用したことで、Windows 98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP、Windows Server 2003、Mac OS X 10.2以降に対応したほか、Linuxにも来春には対応する予定。電源はAC100Vで、消費電力は最大1250W(平均800W、スタンバイ時170W、節電モードじ42.9W)以下。本体サイズは幅420×奥行き520×高さ440mm、重量は30kg(消耗品込みでは35.7kg。背後からの見栄えや使いやすさに配慮した“全方位”デザインを採用しており、発売に先駆け、2004年度のグッドデザイン賞を受賞したという。

『magicolor 2400W』 『magicolor 2430 DL』
『magicolor 2400W』『magicolor 2430 DL』

『magicolor 2400W』は、レーザービームの走査角度を広げることで光路長を従来の約半分に短縮し、光学系ユニットを従来機比で約4分の1に小型化したほか、ドラムカートリッジと廃トナーパックの一体化などにより、本体サイズを幅430×奥行き395×高さ341mm、重量を18kg(消耗品込みで20kg)に小型軽量化したのが特徴。同社ではカラーレーザープリンターとして世界最小/最軽量としている。解像度は2400×600dpi。給紙カセットは標準で200枚。両面印刷は奇数ページのみを片面に印刷し、再びトレイから給紙して偶数ページを印刷する“マニュアルDuplex機能”により対応。インターフェースはUSB 2.0(High-Speed)を装備し、対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。電源はAC100Vで、消費電力は最大1100W(カラー時平均450W、モノクロ時平均600W、スタンバイ時250W、節電モード時27W)以下。

『magicolor 2430 DL』は、解像度や印刷速度、本体サイズ、消費電力などは『magicolor 2400W』と同等だが、インターフェースにUSB 2.0だけでなく、10/100BASE-TX、デジタルカメラのダイレクトプリント規格“PictBridge”対応接続ポートを搭載したのが特徴。対応OSはWindows 98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP、Windows Server 2003、Mac OS X 10.2以降、Linuxとなる。オプションとして『両面プリントユニット』(3万円、税別)や500枚の『給紙ユニット』(4万円、税別)などが用意されている。

『PagePro 1350W』
『PagePro 1350W』

『PagePro 1350W』は、解像度が1200×1200dpiで毎分20枚のA4出力が可能なモノクロレーザープリンター。SOHOや家庭で利用する場合に、印刷速度を毎分10枚に落とすことで動作音を54dBから52dBに抑える“深夜モード”が用意されているのが特徴。給紙トレイは150枚。インターフェースは、パラレル(IEEE 1284)とUSB 1.1を装備する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。電源はAC100Vで、消費電力は最大900W(平均400W、節電モード時15W)以下。本体サイズは幅387×奥行き291×高さ283mm、重量は約6.1kg。

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