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カノープス初のATI製GPUを搭載したビデオカードが登場!

2004年11月13日 00時00分更新

文● 美和

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 カノープスから、ATI製の“RADEON 9600 XT”を搭載したAGPビデオカード「MTVGA 9600XT」が登場した。同社からATI製のGPUを使用した製品が登場するのは初めて。また、同社ビデオカード製品としては1年ぶりとなる。

MTVGA 9600XT
カノープスが初めてATI製のGPU“RADEON 9600 XT”を使用した「MTVGA 9600XT」
パッケージ
久しぶりに見るパッケージは、無地に赤い文字というシンプルなデザインとなっている

 「MTVGA 9600XT」は、基板を両面からサンドイッチ状に挟んだヒートシンクとヒートパイプを組み合わせたファンレスタイプの冷却機構を採用しているのが特徴。GPUには、前述の通りATI製の“Radeon 9600 XT”を搭載。メモリはHynix製のDDRメモリチップ“HY5DU28322A”を128MB使用しており、コア/メモリクロックは500MHz/600MHz。インターフェイスはVGA/DVI-I/S-Videoとなっており、DVI-Iからは付属のDVI/コンポーネント端子を使ってD1~D4までのコンポーネント出力が可能となっている。

搭載メモリ ファンレス
はHynix製のDDRメモリチップ“HY5DU28322A”冷却機構は、基板を両面からサンドイッチ状に挟んだヒートシンクとヒートパイプを組み合わせたファンレスタイプ
注意 インターフェイス
マザーに設置した際に、CPU側に15mmのスペースが必要となるインターフェイスはVGA/DVI-I/S-Video

 他の“RADEON 9600 XT”を搭載したビデオカードと異なるのは、同社のテレビチューナーカード“MTVXシリーズ”(MTVX2004HF、MTVX2004、MTVX2004USB)との相性が良くなるようにチューニングされたAVユーティリティソフト「FEATHER for A」が付属する点。同ソフトと“MTVXシリーズ”を組み合わせることにより、720p方式(D4)対応のハイビジョンTVにフルスクリーンで表示しながら、半透明に番組表や番組情報、予約録画、録画画質設定メニューなどの表示が可能になるという。サイズは174(W)×108(D)mm、重さは約420g。マザーに設置した際にCPU側に15mmのスペースが必要となるとのこと。付属品は、DVI/コンポーネント変換アダプタ、DVI/アナログRGB変換アダプタ、S-Video/コンポジット2股ケーブルなど。ソフトはDVDオーサリングソフトの「neroVision Express 2」やDVDバックアップソフトの「nero Recode 2」などが同梱される。価格は、クレバリー1号店で2万5168円(完売)、パソコンハウス東映で2万5470円、フェイスで2万5570円、TWOTOP秋葉原本店で2万5780円、T-ZONE.PC DIY SHOPで2万5800円、TSUKUMO eX.で2万5800円、高速電脳で2万6040円。

付属品 OEM製品かどうかは不明
付属品は、DVI/コンポーネント変換アダプタ、DVI/アナログRGB変換アダプタ、S-Video/コンポジット2股ケーブルなどGECUBE製のビデオカードで使われる型番「R96XTG-C3」の印刷があるが、OEM製品かどうかは不明
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