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ISCT、ウェーブレット利用のコーデックを搭載したソフトビデオフォン“IVES”の販売を開始

2004年11月08日 16時50分更新

文● 編集部

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(株)高度圧縮技術研究所(ISCT)は8日、ウェーブレットを採用した次世代圧縮技術コーデックを搭載した次世代インターネットTV電話/TVミーティングシステム“IVES(Internet Video Exchange System)”を開発し、販売を開始すると発表した。1サーバー/10クライアントの『IVES V2.5』の出荷を9日に開始し、企業グループ向けの複数サーバー用システム『IVES V3.0』の出荷を2005年1月15日に開始する予定。価格はオープン。同社では10ヵ所のネットワーク化が50万円程度から導入可能としている。

同社が開発した“IVES”は、オーディオ/ビデオの圧縮/解凍にウェーブレット技術を採用したコーデックを利用することで、MPEG-4より処理を軽く、高圧縮/高画質化し、圧縮率をMPEG-4の約2倍にして実用となるという。同社ではウェーブレット採用のコーデックをビデオフォンで使用するのは世界初としている。TV電話やビデオミーティング、音声電話などの機能のほか、ファイル転送、文字チャット、映像保存、電子ホワイトボードなどのアクセサリー機能も搭載しているという。

同社では9日に製品の詳細を発表し、ディストリビューターやリセラーの募集を開始するとしており、今後1年間で800セットの販売を見込んでいるという。

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