このページの本文へ

日本HP、“HP ProLiant”サーバー向けの付加価値型オプションの販売を開始――組み立て式42Uラックなど3製品をラインアップ

2004年11月05日 23時48分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本ヒューレット・パッカード(株)は5日、x86サーバー“HP ProLiant”ファミリーの導入や運用管理をサポートする付加価値型のオプションとして、同社初の組み立て式ラック『ラック モデル 5642(42U)』、64ビット拡張テクノロジに対応したLinux OS『Red Hat Enterprise Linux 3 AS』、複数のサーバーを1つのコンソールから管理するためのコンソールスイッチ『1x4 USB/PS2 コンソールスイッチ』の販売を同日付けで開始すると発表した。出荷は11月下旬。価格は、『ラック モデル 5642(42U)』が8万6100円、『Red Hat Enterprise Linux 3 AS』が20万7900円から、『1x4 USB/PS2 コンソールスイッチ』が2万5200円。

併せて、EM64T対応のXeon-3.60GHzを搭載した“HP ProLiant”3シリーズ4モデルの販売を開始することも発表した。

『ラック モデル 5642(42U)』 『1x4 USB/PS2 コンソールスイッチ』
『ラック モデル 5642(42U)』『1x4 USB/PS2 コンソールスイッチ』

『ラック モデル 5642(42U)』は、ユーザーが組み立てることで従来の42Uサイズのラック製品と比べて約63%価格を抑えたもので、部品点数を最小限にするとともに、直感的に組み立てられるように設計したのが特徴。組み立てに必要な工具も付属する。

『Red Hat Enterprise Linux 3 AS』は、64bitの“AMD64テクノロジ”と“インテル エクステンデッド・メモリ 64 テクノロジ”(EM64T)に対応し、エンタープライズコンピューティング用に設計されたLinux OSパッケージ。同社によるソフトウェアテクニカルサポートが付属する。
『1x4 USB/PS2 コンソールスイッチ』は、2~4台のサーバーを管理するようなSMB/SOHOユーザー向けのコンソールスイッチ。1組のコンソール(キーボード/マウス/ディスプレー)で最大4台のサーバーに対応しており、キーボードとマウスはUSBとPS/2の両方に対応している。

サーバー本体の新製品は、EM64T対応Xeon-3.60GHzを搭載した7Uタワー型の“HP ProLiant ML370 G4シリーズ”、ブレード型の“HP ProLiant BL20p G3シリーズ”、および2Uサーバー2台とストレージをパッケージ化した8Uサイズのクラスタリングソリューション『HP ProLiant DL380 パッケージクラスタ』をラインアップする。価格は、『HP ProLiant ML370 T04 X3600-1M 1P 1GBモデル』が42万円、『HP ProLiant BL20p G3 X3600-1M 1P 1GB モデル』が58万8000円、『HP ProLiant DL380 パッケージクラスタ MSA1000 R04 X3400-1M 1GBモデル』が254万1000円。11月下旬より順次出荷を開始する。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン