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プラネックスコミュニケーションズ、リモートでパン/チルトが可能な無線LAN対応ネットワークカメラ『CS-WMV01G』を発売

2004年11月05日 22時26分更新

文● 編集部

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プラネックスコミュニケーションズ(株)は5日、ウェブサーバー機能を搭載し、リモートでパン/チルト機能を利用できる無線LAN対応のネットワークカメラ『CS-WMV01G』を11月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は5万円前後。

『CS-WMV01G』
『CS-WMV01G』

『CS-WMV01G』は、IEEE 802.11g/b準拠の無線LAN機能を搭載したネットワークカメラ。ウェブサーバー機能を搭載しており、IPアドレスを入力すればウェブブラウザーで映像を見ることができる。各種設定やモニタリングもウェブブラウザーで行なえ、パン(水平方向:±135度、最大毎秒50度)やチルト(垂直方向:+90度~-45度、最大毎秒25度)もウェブブラウザーからコントロールできるようになっている。また、無指向性マイクも内蔵しており、音声を聞くことも可能(24kbps/8kHz)。最大ユーザー数は10ユーザー。

撮像素子には1/4インチの有効27万画素カラーCCDを採用し、レンズは4.3mm/F2.0。400%まで設定可能なデジタルズーム機能を搭載する。解像度は最大704×480画素。フレームレートは最大毎秒30フレーム。動画の圧縮方式にはMPEG-4を採用。被写体の動きを検出する動体検知機能を搭載しており、検出した場合にアラームを発したり、スナップショットを電子メールで送信したりするアラーム機能を搭載。スナップショットをFTPサーバーにアップロードすることもできるという。

カメラのコントロールや録画/再生/動画フォーマット変換を行なうユーティリティーソフトが付属し、音声付き映像をリアルタイムでパソコンのHDDに録画するといったこともできる。専用ユーティリティーでは最大4台のカメラと接続し、同時にモニターすることが可能。曜日や時間、動体検知、外部センサーのトリガー発生時に録画を開始できるスケジュール機能も利用できる。そのほか、録画ファイルの最大容量を設定し、設定値に達した場合に古いデータから自動削除する録画容量制限も設定できる。

インターフェースは、10/100BASE-TX、マイク入力、A/V出力(3.5mm径ミニジャック)を装備する。本体サイズは幅105×奥行き105×高さ110mm(アンテナ部を含まず)、重量は390g。付属のカメラスタンドにより天井に取り付けることもできる。電源はACアダプター(AC100V~240V、DC12V出力)を利用する。消費電力は最大9W。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 5.5以上。専用ユーティリティーソフトの利用には、Pentium II-350MHz以上(Pentium III-1.0GHz以上推奨)が必要。ダイナミックDNS機能を利用すれば、固定グローバルIPアドレスを取得しなくてもインターネット経由でアクセスするが可能。

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