先週のASUSTeKに続き、今度はインテルからも“i925XE”搭載マザーボードが登場した。ラインナップは2モデル。ATXの「D925XECV2LK」とMicro ATXの「D925XEBC2LK」だ。
 |
|---|
| パッケージは、対応CPUのPentium 4 Extreme Editionで採用されているものとお揃いのデザイン |
ATX版「D925XECV2LK」は、チップセットがFSB1066MHzに対応した“i925XE”になった以外は、“i925X”搭載の下位モデル「D925XCVLK」とほぼ同じ仕様と思われる。拡張スロットは、PCI Express x16、PCI Express x1が2、PCIが4、DDR2 DIMMが4という構成。オンボードインターフェイスには、“ICH6R”によるSerial ATA RAID、IEEE1394、8チャンネルサウンド、ギガビットイーサネット(Marvell製チップ“88E8050”)を搭載する。
 |
 | |
|---|---|---|
| ATX版「D925XECV2LK」。チップセットがFSB1066MHzに対応した“i925XE”になった以外は、“i925X”搭載の下位モデル「D925XCVLK」とほぼ同じ仕様と思われる | 拡張スロットは、PCI Express x16、PCI Express x1が2、PCIが4、DDR2 DIMMが4という構成 |
Micro ATX版の「D925XEBC2LK」も、基本的な機能は前述の「D925XECV2LK」と同じ。ただし、拡張スロットの構成は当然異なり、PCI Express x16、PCI Express x1、PCIが2、DDR2 DIMMが4となる。
 |
 | |
|---|---|---|
| Micro ATX版の「D925XEBC2LK」。基本的には、ATXの「D925XECV2LK」と同じ仕様だ | 拡張スロットの構成は当然異なり、PCI Express x16、PCI Express x1、PCIが2、DDR2 DIMMが4となる |
インテル純正マザーお馴染みのギミックも健在で、Pentium 4用4ピンコネクタの隣に、20ピン電源使用時の代替用4ピンコネクタを装備。また、Serial ATAコネクタの近くに4ピン電源出力コネクタがオンボードとなっているのも同様だ(Micro ATX版の「D925XEBC2LK」にはない)。マニュアルによると、これは「最大1.5A出力までのアクセサリー用コネクタで、ケース用のライトやファンなどを接続して使用する」としている。なお、HDDや光学ドライブへの接続は不可、さらに20ピン仕様の電源を搭載しているときはデバイスを問わず使用を禁じているので注意が必要だ。
 |
 | |
|---|---|---|
| インテル純正マザーお馴染みのギミックも健在で、2製品ともにPentium 4用4ピンコネクタの隣に、20ピン電源使用時の代替用4ピンコネクタを装備 | 「D925XECV2LK」は4ピン電源出力コネクタをオンボード。ネオン管などのアクセサリー用に使用する |
付属品も同社製マザーとしては珍しく豊富。3.5インチベイ用のフロントアクセスベイ(交換ベゼル付き)をはじめ、ケーブル類や、組み立てマニュアルなどがひと通り揃い、もはや他社製マザーに引けをとらないものとなっている。価格はATX版「D925XECV2LK」が、ドスパラ本店で2万4800円、T-ZONE.PC DIY SHOPで2万5074円、ドスパラ秋葉原2号店 Prime館で2万6800円、Micro ATX版「D925XEBC2LK」がT-ZONE.PC DIY SHOPで2万5179円、アークで2万5480円。FSB1066MHzに対応するCPU、「Pentium 4 Extreme Edition-3.46GHz」の単品発売は今のところ未定だが、マザー単体の価格は同社の“i925X”搭載製品とあまり変わらない。新たにLGA775への移行を考えているのであれば、FSB800MHzにも対応するこれら2製品は十分選択肢に入るといえるだろう。
 |
 | |
|---|---|---|
| 同梱物は2製品とも同様。同社製マザーとしては珍しく、3.5インチ用のフロントアクセスベイ(交換ベゼル付き)などが付属する | ケーブル類や、組み立てマニュアルなどが一通り揃い、もはや他社製マザーに引けをとらない内容だ |
