以前お伝えしたShuttleの「SN41G2」に、SATA-RAIDに対応した後継モデル「SN41G2V3」が登場した。外観などは変更されておらず、新たにFSB400MHzに対応したのが特徴。
新たにSTAT 150とFSB400に対応した「SN41G2V3」 |
チップセットには、GeForce4 MX相当のグラフィックコアを内蔵した“IGP”と多機能South Bridge“MCP-T”を組み合わせた“nForce2-GT”を採用。HDD/光学ドライブインターフェイスは、IDE(ATA133対応)×2、STATA 150×2。拡張スロットはAGP×1、PCI×1、DIMM×2。ベイ数は5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×1となっている。インターフェイスは、USB 2.0ポートが前面×2/背面×2、IEEE1394ポートが前面×1(4pin)/背面×1(6pin)、S/PDIF出力が背面×1、S/PDIF入力が背面×1、コアキシャル×1、6chオーディオ出力×1、S-Video×1と充実したインターフェイスを持つ。またVGA端子を×2搭載しており、デュアルディスプレイでの出力に対応する。電源は容量250Wのものを搭載。価格は、Onenessで2万8480円、クレバリーで2万9398円、アークで2万9925円。
フロントパネルにはUSB 2.0×2、IEEE 1394×1(4pin)、ヘッドホン出力×1、スピーカー出力×1、マイク入力×1が用意されている | キューブ型では珍しく、インターフェイスとしてVGA×2が用意されており、デュアルディスプレイ出力に対応している |
またShuttleからは、チップセットにIntel925xを搭載したキューブ型ベアボーン「Shuttle XPC SB95P」が11月中旬に、LGA775に対応したキューブ型ベアボーン「SB77G5」が11月下旬に販売されると発表された。Shuttle XPC SB95Pはゲーム環境からサーバ用途まで、幅広い使用環境を想定した製品。ギガビットイーサーポートやカードリーダーを標準搭載。7.1chオーディオにも対応。電源は350Wのものを搭載する。一方SB77G5は、チップセットにIntel875を搭載した製品で、こちらもギガビットイーサーポートを標準搭載。電源は250Wのものを搭載する。店頭価格はSB95Pが4万9800円前後、SB77G5が4万1600円前後の予定。
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