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サン・コミュニケーションズ、モバイルデータ通信カードとブロードバンドに対応した法人向けのアクセスルーター『Rooster-RW Five』を発売

2004年10月28日 17時53分更新

文● 編集部

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(株)サン・コミュニケーションズは28日、PHSや携帯電話などのモバイル向けデータ通信カードとブロードバンドの両方に対応したアクセスルーターの新製品として、法人向けの『Rooster-RW Five』(SC-RS51GH)を11月19日に発売すると発表した。価格はオープン。

(SC-RS51GH)『Rooster-RW Five』(SC-RS51GH)

『Rooster-RW Five』(SC-RS51GH)は、2003年7月に発表した『Rooster-RW』(SC-RS5FJ)の上位モデルに相当し、ダイヤルアップ/リモートアクセスの両方のモードで動作可能なLAN接続機能や、リモートアクセス機能、アドレス解決機能のほか、携帯電話/PHSのデータ通信カードを利用して、LANからルーターに特定の送信先IPアドレスへのリクエストがあった場合に、設定されたアクセス先にダイヤルアップする機能などを搭載する。機能強化されたのは、ダイヤルアップ先の設定と送信先のIPアドレス設定を5ヵ所まで設定できるようになった点(マルチダイヤル機能)。これにより、POSシステムであれば、売り上げデータと在庫データを異なるRASサーバーにダイヤルアップ接続して送信するといったことが行なえる。リモートアクセスの認証方式は着信番号(CLID)/PAPにも対応している。

インターフェースは、WAN側が10/100BASE-TX×1ポート、LAN側が10/100BASE-TX×4ポートを装備し、スイッチングHub機能を搭載する(Auto MDI/MDI-X対応)。PPPoEプロトコルをサポートし、NAT/IPマスカレード、DHCPクライアント/サーバー、バーチャルサーバー、DMZホストなどの機能を搭載し、セキュリティー機能は“SPIプラス(ステートフル・パケット・インスペクション・プラス)”に対応したファイアーウォールや、VPNパススルー(IPsec/PPTP)を搭載する。カードスロットはPCカード(Type II、3.3V/5V対応)×1を装備する。電源はACアダプター(DC12V出力)を利用し、最大消費電力は7.5W。本体サイズは幅35×奥行き111×高さ146mm、重量は210g。各種設定はウェブブラウザーを利用して行なえる。

データ通信カードの対応機種は、PHSがNTTドコモ/DDIポケット/日本通信などで、携帯電話がNTTドコモ/au/ボーダフォンなど。

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