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【WPC EXPO 2004 Vol.5】高精細液晶パネルを生かした液晶ディスプレーテレビが美しい!――シャープ

2004年10月21日 04時42分更新

文● 編集部 小西利明

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高画質液晶テレビで市場の最先端を行くシャープ(株)。WPC EXPOの同社ブースも、高精細液晶パネルをキーとした製品が並んでいた。中でもブースの中央で来場者の注目を集めていたのが、“液晶マルチメディアモニター”『液晶IT-TV』シリーズである。

液晶マルチメディアモニター『液晶IT-TV』。写真は26インチワイドの『IT/IL-26M1』。AQUOS譲りの色鮮やかなテレビ表示にうっとり
液晶マルチメディアモニター『液晶IT-TV』。写真は26インチワイドの『IT/IL-26M1』。AQUOS譲りの色鮮やかなテレビ表示にうっとり

液晶IT-TVシリーズは、9月30日に同社のデスクトップパソコン『AVセンターパソコン PX-TX26GS/26G』と同時に発表された製品で、1台でテレビとパソコン用ディスプレーを兼ねている。テレビとパソコン画面を切り替えて表示するだけでなく、“マルチ画面機能”によってパソコン画面の上に子画面でテレビを表示したり、テレビ画面とパソコン画面を同サイズで横に並べての表示が可能だ。子画面にしてもテレビ表示は鮮明なので、“パソコンしながらテレビ”を違和感なく楽しめる。

最も大画面の26インチ『IT/IL-26M1』の場合、パソコン画面は最大1366×768ドット表示まで対応する。あまりパソコンでは目にしない解像度になっているのは、パソコン用ワイド液晶パネルの多くが16:10の縦横比なのに対して、本機の液晶パネルは16:9であるため。映像入力端子はパソコン用のアナログRGBとDVI-Dを1系統ずつ、D4入力端子を2系統などを備える。

26インチ以外にも、23インチワイド(パソコン画面の解像度は26インチと同じ)や20インチ(パソコン画面の解像度は1024×768ドット)などもラインナップされている。いずれも一般的なテレビパソコンに付属する液晶ディスプレーと比べて、黒が締まって色鮮やかなテレビ表示を実現している。いずれの製品も、20~26インチクラスの液晶テレビを購入する際に、選択肢の1つになるだろう。

23インチワイドの『IT/IL-23M1』。液晶IT-TVシリーズでは唯一TFTカラー液晶採用の製品だが(26インチと20インチはASV方式低反射ブラックTFT液晶)、テレビ表示画質の良さは引けを取らない 20インチXGAの『IT/IL-20M1』。画質はすばらしいがさすがにXGAでは、子画面にテレビを表示するとWindows画面が少々手狭か
23インチワイドの『IT/IL-23M1』。液晶IT-TVシリーズでは唯一TFTカラー液晶採用の製品だが(26インチと20インチはASV方式低反射ブラックTFT液晶)、テレビ表示画質の良さは引けを取らない20インチXGAの『IT/IL-20M1』。画質はすばらしいが、さすがにXGAでは、子画面にテレビを表示するとWindows画面が少々手狭か

一方で、先日発表されたHDD内蔵の新ザウルス『SL-C3000』も出展されていた。まだ発売前の製品とあって、一般の来場者が触れるのは初めての機会。会場での注目度も高かった。

去る15日に発表されたばかりのHDD内蔵ザウルス『SL-C3000』。写真ではSDカードスロットにPHSカードを装着している
去る15日に発表されたばかりの初のHDD内蔵ザウルス『SL-C3000』。写真ではSDカードスロットにPHSカードを装着している

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