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三菱、携帯端末用の400万画素CCDカメラモジュールを発表――来年4月には搭載機が登場か

2004年10月20日 22時16分更新

文● 永島和夫

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三菱電機(株)は19日、オートフォーカス機能を搭載した400万画素のCCDカメラモジュール『CM051』のサンプル出荷を開始すると発表した。CM051は、携帯電話をはじめとした小型端末のデジタルカメラ部として利用されることを想定した部品。三菱電機によれば、オートフォーカス機能付き400万画素のCCDカメラモジュールは“業界初”だという。サンプル出荷の開始は11月10日で、価格は2万1000円。

CM051
CM051

エンドユーザー向け製品に搭載される量産品の生産開始は2005年3月の予定で、生産能力は月産70万台。実際にこのモジュールが搭載された携帯電話などの製品が登場する時期ついては、「オーダーがあれば、早ければ2005年4月」(広報部)としている。

CM051は400万画素で、撮影画像の最大サイズは2304×1728ドット。動画撮影時はVGAサイズ(640×480ドット)で毎秒30フレーム、SXGA(1280×1024ドット)から4メガピクセルサイズ(2304×1728ドット)までの画像サイズでは、毎秒7.5フレームの撮影が可能。消費電力は580mWで、モジュールの重量は3.0gとなる。なお、量産品では仕様が変更されることがある。

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