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未発表GPU“RADEON X800 SE”搭載ビデオカードのバルク版が!

2004年10月20日 20時42分更新

文● 増田

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 “RADEON X800 SE”というATI未発表のGPUを搭載したビデオカードがSapphireから登場した。搭載メモリはDDR256MBで、AGP対応のバルク版だ。

RADEON X800 SE 裏面に貼られたシール
Sapphire製の“RADEON X800 SE”というATI未発表GPUを搭載したビデオカード基板裏面に貼られたシールのは、RADEON X800 SE 256MBの文字が確認できる

 販売ショップのひとつフェイスによると、この製品の主な仕様は「パイプライン8本、コアクロック425MHz、メモリクロック800MHzらしい」とのこと。“RADEON X800”シリーズで発表済みの最下位モデル“RADEON X800 PRO”のコア/メモリクロックは475/900MHz(パイプライン12本)であるため、同シリーズの廉価版GPUといえそうだ。もっとも、ATIが未発表の廉価チップを採用するビデオカードをいきなり市場に投入するというのは、なにも今に始まったことではなく、関連記事にもあるように過去にも実例がある。価格は、フェイスで3万9770円、クレバリー1号店で4万1968円となるほか、今週中にOVERTOPにも入荷予定。
 なお“RADEON X800 SE”は、デル製PC「Dimension 8400」などで採用されているようだが、こちらはPCI Exress×16対応モデルとなる。

カード裏面 付属品
カード裏面。ヒートシンクは中型タイプといえるものを使用しているケーブル類などの付属品は一通り付く
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