“RADEON X800 SE”というATI未発表のGPUを搭載したビデオカードがSapphireから登場した。搭載メモリはDDR256MBで、AGP対応のバルク版だ。
Sapphire製の“RADEON X800 SE”というATI未発表GPUを搭載したビデオカード | 基板裏面に貼られたシールのは、RADEON X800 SE 256MBの文字が確認できる |
販売ショップのひとつフェイスによると、この製品の主な仕様は「パイプライン8本、コアクロック425MHz、メモリクロック800MHzらしい」とのこと。“RADEON X800”シリーズで発表済みの最下位モデル“RADEON X800 PRO”のコア/メモリクロックは475/900MHz(パイプライン12本)であるため、同シリーズの廉価版GPUといえそうだ。もっとも、ATIが未発表の廉価チップを採用するビデオカードをいきなり市場に投入するというのは、なにも今に始まったことではなく、関連記事にもあるように過去にも実例がある。価格は、フェイスで3万9770円、クレバリー1号店で4万1968円となるほか、今週中にOVERTOPにも入荷予定。
なお“RADEON X800 SE”は、デル製PC「Dimension 8400」などで採用されているようだが、こちらはPCI Exress×16対応モデルとなる。
カード裏面。ヒートシンクは中型タイプといえるものを使用している | ケーブル類などの付属品は一通り付く |