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PFU、コンパクトタイプの両面カラースキャナー“ScanSnap”『fi-5110EOX2』の販売を開始

2004年10月19日 22時14分更新

文● 編集部

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(株)ピーエフユーは19日、コンパクトタイプの両面カラースキャナー“ScanSnap”の新製品として、A4縦を毎分15枚(30ページ)でスキャンできる『fi-5110EOX2』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格はオープン。直販サイト“PFUダイレクト”では5万2990円で販売する。出荷開始は11月6日。

本体
『fi-5110EOX2』

『fi-5110EOX2』(FI-5110EOX2)は、2月に発表したA4対応両面カラースキャナー『fi-5110EOX』の後継機種。基本的なスキャン機能は変わらず、読み取り速度は、A4縦/カラーの場合、150dpiの“ノーマル”で毎分15枚、200dpiの“ファイン”で毎分10枚、300dpiの“スーパーファイン”で毎分5枚、600dpiの“エクセレントモード”では毎分0.5枚。モノクロでは同じモードでは解像度が2倍となる。本体には新たに盗難防止用の穴が追加された以外、大きな変更はない。本体サイズは幅284×奥行き146×高さ150mm、重量は2.7kg。インターフェースはUSB 2.0/1.1に対応する。電源はAC100Vで消費電力は稼働時28W以下(省電力時8W以下)。ドライバーソフトは独自仕様のものを利用する(TWAIN/ISISには非対応)。

『fi-5110EOX2』で大きく変わったのは、ドライバーソフトとアプリケーションソフトなどの同梱物。ドライバーソフトは『ScanSnap Manager V3.1L10』(従来はV3.0L10)となり、使用頻度の高い設定内容(原稿サイズや読み取りモードなど)を最大9個保存して切り換えられる簡単設定切り換えや、PDFファイル保存時のパスワード設定などの機能が追加された。アプリケーションソフトは、従来通りPDF作成ソフト『Adobe Acrobat 6.0 Standard 日本語版』が同梱されているが、名刺管理ソフトは、電子名刺ソフト『Microsoft Office InterConnect 2004』に対応した『名刺ファイリング OCR V1.2』にアップグレードされ、ショートカットキー(Alt+F3)で名刺の検索が行なえる“名刺ファイリングOCR Viewer”機能も追加されている。さらに、マウスのドラッグ&ドロップで文書整理が行なえるPDF整理/閲覧ソフト『ScanSnap Organizer V1.0』、アルバム作成ソフト『Adobe Photoshop Album 2.0 Mini』、紙文書や電子データをアナログ感覚で管理できるデジタルバインダーソフト『楽2ライブラリ パーソナル(体験版)』も同梱される。

また、これまでオプションだった『A3キャリアシート』が1枚同梱されており、標準でA3サイズの読み取りが可能となった。

同社では、従来機種向けのアップグレードサービスも11月6日に開始する。提供するのは『ScanSnapアップグレードセット』で、fi-5110EOX用ドライバーソフト、同梱ソフト一式、A3キャリアシートが含まれる。対応機種はfi-5110EOX/4110EOX3/4110EOX2。価格5040円。ドライバーソフト単体も“PFUダイレクト”でダウンロード販売する。価格は2100円。

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