Iwillから“E7525”搭載のデュアルXeonマザーボード「DJ800」が登場した。PCI-Xスロットを搭載し、DDR2対応DIMMスロットを計8本を装備するというハイエンドマザーだ。
“E7525+ICH5R”搭載のデュアルXeonマザーボード「DJ800」 |
同社から発売されているFSB800NH版Xeonマザーボードは、チップセットに“E7525+Hance Rapids”を搭載する「DN800」や、“i875P+Hance Rapids”を搭載する「DH800(現在はDH800-JC)」などがあるが、今回の「DJ800」が搭載するのは“E7525+ICH5R”となる。別途、64ビットPCIハブ“6700PXH”を搭載するために、PCI-Xスロットも装備。Iwillのウェブサイトによると、拡張スロットの構成はPCI Express×16、PCI Express×4、64bit/133MHz PCI-X、PCIがそれぞれ1本、64bit/100MHz PCI-Xが2本となっている。メモリスロットはRegistered ECC対応DDR2 DIMMが8本で、最大容量は16GB。
拡張スロットの構成はPCI Express×16、PCI Express×4、64bit/133MHz PCI-X、PCIがそれぞれ1本、64bit/100MHz PCI-Xが2本 | メモリスロットはRegistered ECC対応DDR2 DIMMが8本。最大16GBまで搭載可能だ |
また、デスクトップ用マザーではあまり見られない、Adaptec製Serial ATA RAIDチップ“AIC-8110”を搭載。“ICH5R”による2つと合わせて、全てRAID対応となる計6ポートのSerial ATAインターフェイスを備える。その他、Intel製ギガビットイーサネットチップやIEEE1394、6チャンネルサウンドなどを搭載するが、現在市場に出回っている製品は「6チャンネルサウンドおよびSPDIFが使用できない(Iwill)」という注意書きが同梱されているので、購入の際には注意したいところ。価格は高速電脳で6万4890円、ツクモパソコン本店で6万7980円、T-ZONE.PC DIY SHOPで6万8580円となっている。
デスクトップ用マザーでは採用されるのが珍しいAdaptec製Serial ATA RAIDチップ“AIC-8110”を搭載 | 「6チャンネルサウンドおよびSPDIFが使用できない(Iwill)」という注意書きが同梱されているので、購入の際には要確認 |