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米アップルコンピュータ、“Mini”アップルストアを米国内に6店舗オープン――ステンレスの壁に白い床と天井で構成

2004年10月15日 00時00分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)は15日、米アップルコンピュータ社が新しい形態の直営店“Mini”アップルストア(“Mini” Retail Store)として6店舗を現地時間の16日午前10時にオープンすると発表した。“Mini”アップルストアはこれまでの最も小さかった直営店の半分の大きさであることから、新たにさまざまな場所に展開できるようになるとしている。

“Mini”アップルストアのデザイン
“Mini”アップルストアのデザイン

“Mini”アップルストアは、壁がステンレススチール製で、白い床と天井には継ぎ目がないのが特徴。ノートパソコン全製品とデスクトップパソコン『iMac G5』、“iPod”全ラインアップ、iPod/Macintoshを活用するためのサードパーティー製品などを販売するほか、同社のエキスパート(ジーニアス)が質問に答える“Genius Bar”を設置。全製品を対象とした持ち込み修理などのサービスも提供する(ProCareサービスカードを持っていれば翌日引き渡しサービスも利用可能)。

営業中のイメージ
営業中のイメージ

店舗の場所は、カリフォルニア州のパロアルト/サンノゼ/サンタローザ、ワシントン州のタクウィラ、ニュージャージー州のブリッジウォーター/ロッカウェイとなっている。

併せて米アップルコンピュータは、現地時間の14日付けで、オンラインミュージックサービス“iTunes Music Store(アイチューンズミュージックストア)”のダウンロード件数が1億5000万曲を超えたことも発表した。1億5000万曲目の楽曲はローリン・ヒル(Lauryn Hill)の『Ex-Factor』で、購入したのはコロラド州イグナシオに住むBeth Santistevenさんであるという。

同社は現地時間の13日付けで2004年度第4四半期(7月~9月)の業績も発表している。純利益は1億6000万ドル(約174億円)で、前年同期比で37%増となった(事業再編に伴う費用を除外すると1億1000万ドル(約120億円)となる)。売上高に占める米国市場以外の比率は37%。同四半期の製品出荷台数は、Macintoshが83万6000台(前年同期比6%増)、iPodが201万6000台(前年同期比500%増)で、iPodの出荷台数が大幅に増えているのが目立つ。

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