イベントプロデューサーや演出家、スタイリストなどにより運営されているコモン・スレッズ ジャパン実行委員会と特定非営利活動法人の難民を助ける会は15日、ファッションイベント“コモン・スレッズ ジャパン 2004”を東京都千代田区で開催した。参加したデザイナーは東京コレクションに参加するモード系をはじめ、ストリートブランドなどのデザイナー33名。古着の着物をリメイクした作品72点(メンズ5点、レディース45点、ファッション小物22点)が披露された。今回のイベントで披露された作品は、(株)ディー・エヌ・エーが運営するオークション&ショッピングサイト“ビッダーズ”でオークションにかけられる。携帯サイト“ポケットビッターズ”からもオークションに参加することが可能だ。オークションの期間は31日23時までとなっている。
ファッションイベントが開催されたのは神田明神。1000人以上が来場した |
同イベントが開催された場所は神田明神とユニークだ。この開催地についてスタッフは「作品が着物のリメイクということで、日本の伝統文化を伝えるのにふさわしい場所を探していた。神田明神は江戸文化の象徴でもあり、神社側とも意見が一致した」と話した。夜の19時半からはじまったイベントには、ファッション関係者や報道陣など1000人以上がつめかけた。
境内の御神殿には和太鼓が設置されイベント開始とともにライトアップ。時には現代風の音楽やバイオリンの演奏がされる幻想手な雰囲気のなか、モデルが登場していった。“ビッダーズ”で別途開催されるオークションに出品予定となっているソニー(株)の“ロケーションフリーテレビ”『エアボード LF-X1』を持って登場するモデルの姿も見られた。
別途オークションに出品されるソニー(株)の“ロケーションフリーテレビ”『エアボード LF-X1』を持って登場するモデルも |
古着の着物をリメイクした作品72点が披露された |
同イベントは今回の東京を皮切りに、イギリスのロンドン、オーストラリアのブリスベーンでも開催予定となっている。