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ソフトバンクBB、800MHz帯のIMT-2000周波数割当方針案の実施差し止めなどを申し立て

2004年10月13日 00時00分更新

文● 編集部

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ソフトバンクBB(株)は13日、総務省が作成した“800MHz帯におけるIMT-2000周波数の割当方針案”の実施の差し止めと、新規割当方針案の策定、新規免許申請の受け付けを求め、同日付けで東京地方裁判所に訴訟を提起するとともに、割り当て行為などの執行停止と仮処分命令の申し立てを行なったと発表した。併せて、総務省、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、KDDI(株)に対し、800MHz帯割当に係る交渉記録保全のため文書破棄等禁止仮処分の申し立てを行なったという。

これは、携帯電話事業において行政による電波の割り当てが不透明/不公平に行なわれ、新規事業者の参入が難しいことが背景にあるとしており、“800MHz帯におけるIMT-2000周波数の割当方針案”が実施された場合には、新規事業者が参入する可能性が平成24年(2012年)までなくなり、自由な価格競争が行なわれず、そのために利用者が高額な利用料金を払い続けなければならないため不利益を被ることから行なったとしている。

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