Gigabyteから巨大な冷却機構を装備した“GeForce 6800GT”搭載ビデオカード「GV-N68T256DH」が登場した。他社からは一歩遅れた発売となったが、カード本体は特徴のある製品に仕上がっている。
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| 他社からは一歩遅れた発売となったが、カード本体はなかなか特徴のある製品に仕上がっている | パッケージも今まで同社から発売されたビデオカードでは最大クラス |
カード本体を見てまず思い出されるのが、同社から発売中の“GeForce 6800”搭載ファンレスビデオカード「GV-R68128DH」だ。全体の4分3ほどを覆う、ヒートパイプを採用した同社独自の巨大なヒートシンクを両面に装備したものだが、今回登場した「GV-N68T256DH」も基本的にはよく似た構造。ただし上位モデルとなる“GeForce 6800GT”ではさすがにファンレス仕様とはいかず、裏面に冷却用のファンを装着している。言うまでもなく、AGP直下のPCIスロットは使用不可能と思ったほうがよさそうだ。
その他の仕様は、搭載メモリがGDDR3タイプの256MBでインターフェイスがTV-OUT、DVI、VGAという構成となる。
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| 「GV-N68T256DH」の表面。同社の“GeForce 6800”搭載ファンレスビデオカード「GV-R68128DH」に似ている | 裏面。“GeForce 6800GT”ではさすがにファンレス仕様とはいかず、裏面に冷却用のファンを装着している | |
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| やはり厚みは相当ある。AGP直下のPCIスロットは使用不可能とみたほうがよさそう | インターフェイスがTV-OUT、DVI、VGAという構成 |
もう1つ、特徴として挙げられるのが8月に発売された人気FPS「DOOM3(英語版)」がバンドルされているところ。ビデオカードを購入後、すぐにそのパワーを実感できるという、またとない付属品といえ、さらに「DOOM3」を未だ購入していないユーザーにとっても、嬉しいオマケとなりそうだ。
本日入荷を確認したのはOVERTOPのみで、価格は5万1400円。同じく同店で販売されている「DOOM3(英語版)」単体の価格が5980円ということを考えると、実質約4万5000円程度となる計算。“GeForce 6800GT”搭載カードとしては、お買い得感の高い製品といえる。なお、15日にはOnenessでも入荷を予定しており、こちらの予価は5万4200円とのこと。
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| 付属品全て。8月に発売された元祖FPS「DOOM3(英語版)」がバンドルされている | OVERTOPで販売されている「DOOM3(英語版)」。単体の価格は5980円だ |
