現在発表されている中では最高クロックのXeonとなる、Xeon-3.6GHzが入荷、販売がはじまった。もちろん90nmプロセスルールの“nocona”コアだ。
“nocona”コアXeonは2.8GHzから3.6GHzまでのラインナップ。6月の発表と同時に販売がはじまったものの、最高クロックの3.6GHzのみは未発売のままとなっていた。初登場から4ヵ月を経て、ようやく全モデルが店頭に揃ったことになる。仕様は他の“nocona”コアXeonと変わらず、64bitのメモリアドレシングを可能とする“エクステンデッド・メモリ64テクノロジ(EM64T)”を採用。FSBは800MHzで“Hyper-Threading”に対応し、2次キャッシュは1MB、コア電圧1.4V。CPU使用率によりクロックとコア電圧を変更する“拡張版Intel SpeedStepテクノロジ”を搭載する。 S-Specは“SL7VF”だ。
価格はフェイスで10万7310円。ただし入荷数は極めて少数で、次回入荷時期も未定とのこと。このほかT-ZONE.PC DIY SHOPでも近日中の入荷を予定しており、予価は11万2500円。
6日(水)、T-ZONE.PC DIY SHOPで展示されていたXeon-3.6GHz。同店でも近日入荷予定だ | 展示時はS-Specが確認できなかったが、販売開始により“SL7VF”と判明 |