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秋葉原電気街全域で“秋葉原TDM実証実験”「人も車もスイスイアキバ」を実施!

2004年10月09日 13時19分更新

文● 増田

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 来週10月12日(火)から11月11日(木)までの約1カ月間、秋葉原電気街全域で“秋葉原TDM(交通需要マネジメント)実証実験”が行われる。その名も「人も車もスイスイアキバ」。官民総出の巨大プロジェクトだ。

人も車もスイスイアキバ 委員会のメンバー
秋葉原電気街全域で“秋葉原TDM(交通需要マネジメント)実証実験”が。その名も「人も車もスイスイアキバ」事業主体となるのは、秋葉原物流効率化実行委員会。委員会のメンバーはご覧の通りで、まさに官民挙げての巨大プロジェクトなのである

 TDM(交通需要マネジメント)とは、交通(Transportation)、需要(Demand)、管理(Management)の略。交通問題を解消するための手法の一つで、車の利用者に対して、車や道路の利用方法の変更や工夫を促す手法というものだ。事業主体となるのは、秋葉原物流効率化実行委員会。この委員会のメンバーを列記すると秋葉原電気街振興会、秋葉原中央通り商店街振興組合、秋葉原西口商店街振興組合、秋葉原商店街振興組合、東京都電機卸商業共同組合、UDXグループ、東京都トラック協会、東京路線トラック協議会、日本通運、佐川急便、ヤマト運輸、シャープ、ソニーサプライチェーンソリューション、東芝、日本アイ・ビー・エム、日本信号、日本電気、日本ヒューレット・パッカード、日本ユニシス、日立製作所、富士通、マイティカード、松下電器産業、ランドコンピュータ、東京都、警視庁、千代田区というもの。さらに、協力機関として国土交通省、警察庁、総務省、経済産業省、関東運輸局、関東地方整備局も参加するという、まさに官民挙げての巨大プロジェクトなのである。

 もともと世界的にも有名な街である秋葉原だが、現在、大規模な再開発が進行中だ。IT複合ビルの「秋葉原クロスフィールド」や高層マンションが続々と建ち、ドン・キホーテヨドバシカメラの進出(来年秋)、2005年開業予定の「つくばエクスプレス」など、今後もさらなる集客が予想される。今回の実験の目的は、商品の納品や発送などの物流車両が道路を占領、週末や休日の買い物客の路上駐車など交通の観点から問題点の解決をはかり、快適な買い物ができるようにするというものだ。
 対象となる地域はJR秋葉原駅西側の約18ヘクタール(外神田1丁目/3丁目/4丁目)。写真を見てもらえばお分かりのように、中央通りを中心にいわゆるアキバと呼ばれるほとんどの地域が含まれている。

超高層マンション ヨドバシカメラ
写真は工事中だが、今はほぼ完成し、モデルルームの公開も行われている超高層マンション建設中のヨドバシカメラ。2005年秋にやって来る
ドン・キホーテ 対象エリアの様子
最近オープンしたばかりのドン・キホーテ。もちろん深夜営業もしている対象エリアの様子(現在のものではない)。人ごみの中をクラクションを鳴らしながら走る刳車も少なくない

 具体的な内容は、まず訪れる人たちに影響があるものとしては、いわゆる裏通り地域への車輌の進入を制限し歩行者・自転車優先とすること、路上駐車を減らすため誘導員が各駐車場へ案内するとともにインターネットによる駐車場情報の提供を行うこと、丸の内地区と秋葉原地区とを連絡する無料シャトルバスを運行することなど。
 そしてショップをはじめとする流通側に影響があるものとしては、貨物車の配送時間を午前に集中、共同荷さばきスペースの確保、電気街向けの共同物流センターの設置による店舗への共同配送、さらにその物流センターにおける、RFID(無線ICタグ)を使用した効率的な検品――といった内容になっている。詳細に関してはプロジェクトの公式サイトに詳しいので、参照されたい。

実験は7つ 対象となる地域
実施される実験は7つ対象となる地域はJR秋葉原駅西側の約18ヘクタール(外神田1丁目/3丁目/4丁目)。中央通りを中心にいわゆるアキバと呼ばれるほとんどの地域が含まれている
無料シャトルバス 期間
「丸の内地区から専用バスで一本」無料シャトルバスが中央通りのソフマップ1号店Chicago パソコンデジタル館前と、丸の内地区1カ所(調整中)を走る実験は、来週10月12日(火)から11月11日(木)までの約1カ月間行われる
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