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富士写真フイルム、デジタルカメラ“FinePix F”に横型の『FinePix F455』が登場――『FinePix F450』のカラーバリエーションも

2004年10月07日 20時58分更新

文● 編集部

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富士写真フイルム(株)は7日、デジタルカメラ“FinePix F”シリーズで初めて横型(黄金比)の本体デザインと滑り止めグリップを採用した『FinePix F455』を11月に発売すると発表した。価格はオープン。富士フイルムイメージング(株)を通じて販売する。併せて、光学3.4倍ズームレンズと520万画素CCDを搭載した『FinePix F450』のカラーバリエーションモデル『FinePix F450 ホワイト』と『FinePix F450 ワインレッド』を11月に発売する。価格はオープン。

『FinePix F455』
『FinePix F455』(ホワイトとブラック

『FinePix F455』は、有効520万(総536万)画素の1/2.5インチCCDと“フジノン光学式3.4倍ズームレンズ”(f=6.3~21.6mm:35mmフィルム換算で38mm~130mm相当、F2.8~5.5)を搭載したコンパクトタイプのデジタルカメラ。従来のFinePix Fシリーズと異なり、本体のデザインに横長の黄金比(1:1.6)を採用するとともに、滑り止めグリップを設けるなど、スマートで操作しやすくしたという。モニター用の液晶ディスプレーは2.0インチ(約15万4000画素)の低温ポリシリコンタイプを搭載し、実像式光学ファインダー(視野率約78%)も搭載している。最短約9cm(広角側)のマクロ撮影が行なえ、シーンポジション機能(人物/風景/スポーツ/夜景)も用意されている。シャッタースピード2秒~1/2000秒。測光方式はTTL64分割。露出制御はプログラムAEで、露出補正は-2.1EV~+1.5EV(0.3EVステップ)。ISO感度はオート/80/100/200/400。

記録メディアにはxDピクチャーカードを採用し、最大記録解像度は2592×1944画素。動画は320×240画素で連続60秒まで(毎秒10フレーム、音声付き)。記録方式は、静止画がJPEG(Exif 2.2、DCF準拠、DPOF対応)、動画がAVI(Motion JPEG)、音声がWAVE(モノラル)。インターフェースはUSB 1.1で、ダイレクトプリントの規格“PictBridge”や“PRINT Image Matching II”に対応している。ウェブカメラ機能にも対応。ビデオ出力端子はNTSC/PAL対応でモノラル音声も出力可能。電源はリチウムイオンバッテリー(NP-40)を使用し、約180枚の撮影が可能(CIPA規格準拠)。本体サイズは幅92.6×奥行き21.9×高さ56.4mm、重量は約140g(付属バッテリーとxDピクチャーカード込みで約160g。本体カラーにはシルバーとブラックを用意する。ブラックは男性ユーザーから強い要望があったことから採用したという。

パソコン用アプリケーションとして、スライドショー形式のビデオCDを作成できる画像閲覧ソフト『FinePixViewer(ファインピックスビュアー)』が付属しており、同ソフトから会員登録することで、携帯電話への画像送信やフジカラネットプリントサービスへの注文、フォトコンテストなどの投稿企画への応募などが行なえるインターネットサービス“FinePix Internet Service(ファインピックス インターネット サービス)”も利用可能。

製品パッケージには、ACアダプター(AC-5VW)、16MBのxDピクチャーカード、専用USB ケーブル、ピクチャークレードル、専用A/Vケーブル、ストラップなどが同梱される。オプションとして専用ソフトケース『SC-FX455』(3675円)も用意される。

同社では、『FinePix F455』を、販売中の『FinePix F440』や『FinePix F450』と合わせ、11月から“ファインピックス ミニシリーズ”として発売するとしている。

FinePix F450
中央が『FinePix F450 ホワイト』、右が『FinePix F450 ワインレッド』

『FinePix F450 ホワイト』と『FinePix F450 ワインレッド』は、6月17日に発表した“ファインピックススクエア ミニ”『FinePix F450』のボディーカラーをホワイトやワインレッドに変更したカラーバリエーションモデル。有効520万画素CCDとフジノン光学式3.4倍ズームレンズ、2.0インチ液晶ディスプレーを搭載し、記録メディアにxDピクチャーカードを採用するなど、基本機能は同等。

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