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ソニー、“AIBOマインド2”を搭載した犬型ロボット“AIBO”『ERS-7M2』を発売――新色“パールブラック”のモデルも登場

2004年10月06日 19時47分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は6日、エンターテインメントロボット“AIBO”のAIBO専用ソフト“AIBO-ware”の“AIBOマインド”の機能を向上させた“AIBOマインド2”を搭載した“AIBO”『ERS-7M2』を発売すると発表した。オンライン販売サイト“ソニースタイル”で販売し、価格は19万4250円(送料が別途必要)。同日付けで受注を開始し、30日に出荷を開始する予定。併せて、従来モデル『ERS-7』に“AIBOマインド2”の機能を追加するためのアップグレードソフト“AIBOマインド2アップグレード”『ERF-7AW02UG』も販売する。価格は8400円で、11月6日に出荷を開始する。

『ERS-7M2』
“AIBO”『ERS-7M2』(左が“パールホワイト”、右が“パールブラック”

『ERS-7M2』は、2003年9月に発表した『ERS-7』のパソコンに対応した機能を強化したモデル。パソコンに無線LAN対応のアプリケーションソフト『AIBOエンターテインメントプレイヤー』をインストールすることで、AIBOのカメラの画像を見ながらリモートコントロールする“ナビゲーター機能”、カメラの画像をパソコンでモニタリングしながら静止画や動画を撮影したり、留守番中のAIBOが見た画像をパソコンに録画する“カメラ機能”、AIBOに話しかけることで、パソコンにセットした音楽CDや音楽ファイルをAIBOのスピーカーで再生する“プレイヤー機能”、スケジュールを登録することで時間になるとAIBOがそれを音楽やアクションで知らせる“スケジューラー機能”などが利用できる。ナビゲーター機能では、AIBOのマイクの音をパソコンで聞くことができるほか、パソコンに接続したマイクの音声をAIBOのスピーカーで流したり、文字を入力して音声合成により言葉を読み上げさせたりすることが可能。プレイヤー機能では、あらかじめ登録しておいたCDジャケットや写真をAIBOに見せることで、登録した音楽の再生が可能。パソコンからリモートコントロールモードと自律モードを切り換えることもできる。

AIBOとオーナーとのコミュニケーションを深めるための新機能として、AIBOをステーション上に設置し“お留守番モード”にすることで、AIBOが動体や顔、音声を検知した場合に、写真と音声を自動的に記録したり、AIBOアイズ機能を利用して外出先のパソコンや携帯電話機にメール添付で画像を送信したりできる“留守番機能”が追加された。ビジュアルパターン認識を利用してAIBOに物体を覚えさせ、名前を登録できる“お気に入り登録”も追加されており、覚えた物体をAIBOが検出すると喜ぶ動作を行なうようになっている。『ERS-7M2』同士や歴代のAIBOと挨拶を交わしたり、自己紹介して相性を確認しあったり、さらに相性が良いAIBO同士では喜ぶ動作を行なうなど、AIBO間コミュニケーションの機能も強化されている。

基本性能も向上しており、自律モード時の音声認識反応が速くなったほか、姿勢遷移も高速化され、言葉の聞き逃しが少なくなり、オーナーの命令に対する反応も速くなったという。また、回避アルゴリズムを改良したことで障害物回避性能が向上し、障害物との衝突回数が減っただけでなく、衝突すると衝撃を感知して迂回するようになっている。画像認識速度も従来の約2倍に高速化されている。

画面イメージ
『AIBOエンターテインメントプレイヤー』

『ERS-7M2』のCPUは従来と同じ動作周波数が576MHzの64bit RISCプロセッサーで、メインメモリーは64MBのSDRAMを搭載。プログラムの格納にはAIBO専用メモリースティックを利用する。可動部は、口(1個所)、頭部(3個所)、耳(1×2個所)、尻尾(1個所)、脚(3個所×4脚)の計20個所。画像入力用のイメージセンサーは35万画素のCMOSタイプを鼻先に搭載し、音声入力用にはステレオマイク、音声出力用にはバスレフスピーカーを内蔵する。本体には、赤外線距離センサー(頭部/胸部)、加速度センサー、振動センサー、静電タッチセンサー(頭部/背中)、あごセンサー、肉球センサーを内蔵する。通信機能はIEEE 802.11b準拠の無線LANを利用する。本体サイズは幅180×奥行き319×高さ278mm、重量は約1.6kg(バッテリー/メモリースティック込み)。本体カラーは従来からの“パールホワイト”と新色“パールブラック”の2種類をラインアップする。電源はリチウムイオンバッテリーパックで、消費電力は約7W(標準モード時)。約1.5時間の動作が可能。充電時間は約2.5時間。

製品パッケージには、AIBO専用メモリースティック“AIBOマインド 2”、エナジーステーション(自己充電キットを含む)、AIBOカード、あアイボーン、ピンクボール、リチウムイオンバッテリーパック、ACアダプター、“AIBO WLANマネージャ2/AIBOエンターテインメントプレイヤー”CD-ROMなどが同梱される。

同時に受注を開始するAIBOマインド2アップグレード『ERF-7AW02UG』は、従来モデル『ERS-7』の“AIBOマインド”を“AIBOマインド2”にアップグレードするためのキット。“AIBOマインド”の記憶(オーナーの名前や顔、AIBOの名前などのデータ)を引き継いで“AIBOマインド2”にアップグレードできる。パッケージには、アップグレード用CD-ROM、AIBOエンターテインメントプレイヤーCD-ROM、ステーションマーカーが含まれる。対応機種はPentium III-800MHz以上、メモリー256MB以上を搭載し、無線LAN機能を装備したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP SP1以上/2000 Professional(SP4)。

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