かつて、ECS製マザーボードに付けられていたニックネーム“サムライの~”シリーズが復活することとなった。LGA775対応の最新仕様の“SAMURAI(型番:915G-A Rev1.2A)”だ。
かつて、ECS製マザーボードに付けられていたニックネーム“サムライの~”シリーズが復活することとなった |
数年前、同社のマザーボードには必ず“サムライの~”から始まるニックネームが付けられていた。例えば、“サムライの魂(型番:K7VZA)”や“サムライの浮気(型番:K7SEM)”、“サムライの野望(型番:K7VTA3)”、“サムライの恍惚(型番:K7S6A)”などである(ちなみに、“サムライの恍惚”は当サイトの愛称コンテストにより実現したネーミング)。同社では「以前より要望があった“サムライの~”シリーズを復活した」ということで、今回、数年振りの登場となったわけである。
スペックは、すでに発売中の「915P-A Rev1.1」の“i915G”版ともいうべきモデル。最大の特徴となるのは、やはり同社が“AGP Express”と呼とぶスロットとPCI Express×16、2つのスロットを装備しているところだ。チップセット統合のVGA機能を含め、ユーザーが3つのグラフィックインターフェイスから選択可能となるのをウリとしており、サポート外という条件付きながら“AGP Express”とPCI Express×16スロットとの同時使用も可能という。これにチップセット統合のVGA機能を加えた3系統の同時出力が可能かどうかは現時点では不明だ。このあたりは、来週9日(土)にTSUKUMO eX.で行われる予定の同社のイベントなどで明らかにされるかもしれない。
LGA775対応の最新仕様の製品だ | 最大の特徴となるのは、やはり同社が“AGP Express”と呼とぶスロットとPCI Express×16、2つのスロットを装備しているところ | |
付属品に「IDE-SATA変換コネクタ」を同梱 | メモリスロットはDDR×2とDDR2×2という構成 |
メモリスロットはDDR×2とDDR2×2という構成で、8チャンネルサウンドとギガビットイーサ、“ICH6”によるSerial ATAを4ポートをオンボード。付属品に「IDE-SATA変換コネクタ」を同梱するところや、マニュアルが完全日本語となるのも特徴のひとつだ。発売は来週末を予定しており、価格は約1万4000円程度になる見込み。現在、ツクモパソコン本店(今週末のみ)とドスパラ本店で展示中だ。
発売は来週末を予定しており、価格は約1万4000円程度になる見込み。現在、ツクモパソコン本店(今週末のみ)とドスパラ本店で展示中 | マニュアルも完全日本語となるのも特徴のひとつ |