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ソニーマーケティング、MPEG-4のライブ映像配信と双方向音声通信が行なえるネットワークカメラ『SNC-M1』など4機種を発売

2004年09月30日 21時12分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は30日、ネットワークに直接接続でき、MPEG-4によるライブ映像配信や双方向の音声通信が行なえるネットワークカメラとして、レンズ固定タイプの『SNC-M1』、SNC-M1を無線LAN対応にした『SNC-M1W』、レンズ可動タイプの『SNC-M3』、SNC-M3を無線LAN対応にした『SNC-M3W』の4機種を発表した。価格は、『SNC-M1』が3万8850円、『SNC-M1W』が5万9850円、『SNC-M3』が5万2500円、『SNC-M3W』が7万3500円。発売は『SNC-M1』『SNC-M1W』が12月1日、『SNC-M3』『SNC-M3W』が12月15日。

『SNC-M1』『SNC-M1W』 『SNC-M3』『SNC-M3W』
『SNC-M1』『SNC-M1W』『SNC-M3』『SNC-M3W』

今回発表した4製品は、映像圧縮方式にMotion JPEGとMPEG-4の両方を利用でき、上り回線が低帯域のADSLなどのネットワーク環境でも映像が途切れずに映像配信を行なえるのが特徴。内蔵マイクと音声出力端子を備え、音声通信機能も搭載しているため、接地したカメラ周辺の音声をパソコンで確認できるだけでなく、パソコンからカメラに音声を伝送することもできる(カメラ側にスピーカーが必要)。ウェブサーバー機能を内蔵しており、本体背面の10/100BASE-TXを利用してネットワークに直接接続できる。プロトコルはTCP/IP、ARP、ICMP、DHCP、DNS、HTTP、FTP SMTP、NTPをサポートし、ビューワーにはInternet Explorer 5.5/6.0を利用する(対応OSはWindows XP/2000)。GUIは3種類から選択できるという。同時接続数は10台。無線LAN搭載モデルは、IEEE 802.11g規格に準拠しており、セキュリティー機能は128bit/64bit WEPに対応。

各機種とも、撮像素子には約30万画素の1/4インチCMOSセンサーを利用し、レンズの焦点距離は3.7mm、F値は2.0。最短撮影距離は80cm。画角は水平51.0度×垂直38.9度。画像サイズは640×480画素、320×240画素、160×120画素。フレームレートは640×480画素で毎秒15フレーム、320×240画素で毎秒30フレーム。音声圧縮はG.726(40k/32k/24k/16kbps)。レンズ可動モデルのレンズの可動範囲は、パンが±60度、チルトが+10度~-60度。ネットワーク経由でコントロールできる。

本体サイズは『SNC-M1』と『SNC-M1W』が直径110×高さ68.5mm、『SNC-M3』と『SNC-M3W』が直径110×高さ104mm。重量/消費電力は、『SNC-M1』が250g/2.9W、『SNC-M1W』が280g/5.2W、『SNC-M3』が350g/5.5W、『SNC-M3W』が380g/8.2W。電源電圧は5Vで付属のACアダプターを利用する。製品には、スタンド、落下防止ワイヤーが付属し、レンズ可動モデルには壁面取付用ブラケットも付属する。

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