富士写真フイルム、米コダック、コニカミノルタが、デジタル画像を光ディスクなどに保管する規格の策定で合意

富士写真フイルム(株)、米イーストマン・コダック社、コニカミノルタフォトイメージング(株)の3社は27日、情報家電やパソコンでデジタル画像をCD/DVDといった光ディスクなどのメディアに保管するためのオープンな規格の策定で合意したと発表した。3社は規格を策定する“Picture Archiving and Sharing Standard(PASS)グループ”を結成するとともに、今後規格の概要をまとめ、家電メーカーなどに広く参加を呼びかけるとしている。

PASSグループでは、デジタル画像の資産を将来の再生機器でも扱えるように互換性を確保することを目指すとしており、画像/動画/音声/関連情報のデジタルメディアへの書き込み/保管/再生/プリントなどを、次世代製品(メディア/機器など)やサービスで行なうために必要な条件の定義、将来にわたる互換性の確保、ユーザーが「簡単に」利用できるさまざまな規格の統合的活用の実現、などを図るという。

規格の仕様書バージョン1.0とシステムデベロップメントキット(開発者向けツール)は2005年の早い時期に利用できるようにする見込みとしている。

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