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日本HP、デジタルカメラ内蔵Pocket PC『HP iPAQ rx3715 Mobile Media Companion』など3製品を発売

2004年09月22日 12時04分更新

文● 編集部 内田泰仁

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日本ヒューレット・パッカード(株)は22日、マイクロソフトのモバイル端末プラットフォーム“Windows Mobile 2003 Software Second Edition for Pocket PC”を搭載するPocket PCの新製品として、『HP iPAQ rz1717 Pocket PC』『HP iPAQ rx3715 Mobile Media Companion』『HP iPAQ hx4700 Pocket PC』の3製品を発売すると発表した。販売は同社のオンラインショッピングサイト“HP Directplus”または正規販売代理店で行なわれ、“HP Directplus”での販売価格は、rz1717が2万4490円、rx3715が4万9980円、hx4700が6万9930円。発売時期はrx1717が9月22日、rx3715とhx4700は10月下旬。

今回発表された3製品のうち、hx4700はビジネス向け、rz1717はコンシューマー向け、rx3700はコンシューマーおよびビジネス向けという位置付け。“r”型番の製品は、海外ではコンシューマー向けモデルとして販売されている製品だが、同社によると、国内PDA市場はビジネスユーザーが7~8割という傾向にあることから、rx3700についてはコンシューマーとビジネスの両方に向けて展開していくとしている。なお、各製品共に、内蔵のフラッシュROMにデータを記録する“iPAQ File Store”を搭載し、バッテリー切れなどで消えてしまうと困るプログラムやデータの保存にフラッシュROMを活用することが可能となっている。

『HP iPAQ rz1717 Pocket PC』

rz1717は、同社Pocket PCラインナップ中、最小/最軽量となる製品で、本体サイズは幅70×奥行き13.4×高さ114mm、重量は120g。プロセッサーは韓国サムスン電子社のS3C2410-203MHz、ディスプレーは3.5インチ半透過型カラーTFT液晶パネル(240×320ドット/6万色表示)、メモリーは32MBのSDRAM(ユーザー領域14MB)と64MBのフラッシュROM(iPAQ File Storeで21MB使用可能)をそれぞれ搭載する。 インターフェース類はSDIO/MMCカードスロット×1、赤外線ポート(IrDA 1.2準拠)、データ通信ポート(USBまたはシリアル接続をサポート)を装備し、オーディオ入出力としては、内蔵マイクと内蔵モノラルスピーカー、ステレオヘッドフォン出力端子を備える。バッテリーはリチウムイオンバッテリー(1000mAh)で、バッテリー駆動時間は最大約7時間。

ソフトウェアは、Windows Mobile 2003 Second Editionに標準で付属する連絡先/予定表/受信トレイ/手書きメモ/ファイルエクスプローラーなどのほか、同社オリジナルの各種設定ツールおよび診断ユーティリティー、画像ビューアー『HP Image Zone for Pocket PC』などが付属する。製品パッケージにはUSB同期ケーブルとACアダプターが同梱される。クレードルはオプションで、HP Directplusでの販売価格は4200円(4000円前後)。

『HP iPAQ rx3715 Mobile Media Companion』

rx3715は、同社のPocket PCとしては初めて、有効120万画素CMOSセンサーを搭載したデジタルカメラ機能を内蔵。また、赤外線ポートを活用し、100以上のメーカーのAV機器のリモコンとして本機を利用できるようにする『Nevo』や、無線LANで接続しているパソコン/TV/オーディオ機器をコントロールしたり、無線LAN経由で他の機器に保存されているコンテンツをストリーミング再生したりできる『iPAQ Mobile Media』といったソフトウェアを搭載するなど、マルチメディア機能を充実させた製品。なお、内蔵カメラの撮影解像度は最大1280×960ドットで、4倍デジタルズームやセルフタイマー撮影、動画録画、ホワイトバランス調整、カラー調整などの機能を持つ。

プロセッサーはS3C2440-400MHz、ディスプレーは3.5インチ半透過型カラーTFT液晶パネル(240×320ドット/6万色表示)、メモリーは64MBのSDRAM(ユーザー領域38MB)と128MBのフラッシュROM(iPAQ File Storeで83MB使用可能)を搭載。無線通信機能としては、IEEE 802.11b準拠の無線LAN(Wi-Fi準拠、64bit/128bit WEPおよび802.1x対応)と、Bluetooth 1.1を搭載。インターフェース類はSDIO/MMCカードスロット×1、赤外線ポート(IrDA 1.2、Consumer IR準拠)、データ通信ポート(USBまたはシリアル接続をサポート)を装備し、オーディオ入出力としては、内蔵マイクと内蔵モノラルスピーカー、ステレオヘッドフォン出力端子を備える。バッテリーは着脱可能なリチウムイオンバッテリー(1440mAh)で、バッテリー駆動時間は最大約8時間。本体サイズは幅71×奥行き16×高さ114mm、重量は約158g。

ソフトウェアは、Windows Mobile 2003 Second Edition付属のもののほか、同社オリジナルの各種設定ツールおよび診断ユーティリティー、『HP Image Zone for Pocket PC』、バックアップツール『iPAQ Backup』、無線印刷ユーティリティー『HP Mobile Printing』、カレンダー表示機能付きスクリーンセーバー『DockWare』などが付属する。製品パッケージにはUSBクレードルやACアダプター、ステレオイヤフォン、簡易ケースが同梱される。

『HP iPAQ hx4700 Pocket PC』

hx4700は、プロセッサーに米インテル社のPXA270-624MHzを採用し、480×640ドット(VGA)/6万色表示の4インチ透過型カラーTFT液晶ディスプレーを搭載したハイエンド製品。従来の同社製品上位機種が持っていたジャケット型拡張パックを装着する機能が廃されたが、拡張スロットとして、SDIO/MMCカードスロットのほか、CFカードスロット(Type II)を1基内蔵する。また、Windows Mobile 2003 Second Editionで新たにサポートされるようになったタッチパッドを搭載し、ペンやタッチパネルに加えて、パッドによる操作も可能となっている。

このほか、メモリーは64MBのSDRAM(ユーザー領域46MB)とフラッシュROM(iPAQ File Storeで74MB使用可能)、無線通信機能としてはIEEE 802.11b準拠の無線LAN(Wi-Fi準拠、64bit/128bit WEPおよび802.1x対応)およびBluetooth 1.2をそれぞれ搭載。インターフェース類は前述のカードスロットのほか、赤外線ポート(IrDA 1.2準拠)、データ通信ポート(USBまたはシリアル接続をサポート)を装備。また、内蔵マイクと内蔵モノラルスピーカー、ステレオヘッドフォン出力端子も持つ。バッテリーは着脱可能なリチウムイオンバッテリー(1800mAh)で、バッテリー駆動時間は最大約8時間。本体サイズは幅77×奥行き15×高さ131mm、重量は約187g。

ソフトウェアは、ビジネス向けの製品であることから、セキュリティー対策ツールの『HP ProtectTools』を搭載。起動時のパスワード設定や、連絡先/カレンダー/仕事/メモ/MyDocumentsフォルダーの中の選択したデータや特定のフォルダー、iPAQ File Storeのメモリー領域の暗号化、無線通信の暗号化強度の指定といったセキュリティー機能を備える。このほか、Windows Mobile 2003 Second Edition付属のソフト類や、HP Image Zone for Pocket PC、iPAQ Backup、HP Mobile Printing、DockWareなども搭載する。パッケージ同梱の付属品は、USBクレードル、ACアダプター、プラスチックカバー。

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