アイ・オー・データ機器製ネットワークメディアプレーヤ「AVeL LinkPlayer」の新モデル「AVLP2/DVDG」が近日登場する。I・OプラザAKIBAで明日19日(日)まで開催されている、同製品のお披露目イベントで展示が行われている。
新型「AVeL LinkPlayer」、「AVLP2/DVDG」 |
大きな変更点は、前モデル「AVLP1/DVD」ではPCカードスロットによるオプションとなっていた無線LAN機能が標準装備(IEEE802.11g/b対応)されていること。また、昨日発売となったバッファロー製新型「LinkTheater」と同様、SigmaDesigns製デコーダチップ“EM8620L”を搭載しWMA9フォーマットの再生にも対応。本体前面にはUSB2.0ポートも装備され、USBストレージ内の画像や動画を直接再生することも可能となっているが、USBフラッシュメモリの一部製品においてはアクセスできないものがある、とのこと。I・OプラザAKIBAではこの現象に対する検証を兼ねて、来場者にUSBフラッシュメモリを持ち込んでもらい動作確認を行うという企画「マスストレージもってこい」も実施中だ。
無線LANが標準装備となったのが大きな特徴 |
そのほか、同社製TVキャプチャ製品に同梱されているソフト「mAgicTV4.2」との連動機能を搭載。実際にキャプチャを行うPCを操作することなく、「LinkPlayer」経由での予約録画操作が可能となっている。対応する動画フォーマットはMPEG2、MPEG1、WMV9(“WMV HD”サポート)、Xvid、DivX。有線LAN接続の際の最大ビットレートはMPEG1/2で12Mbps、Xvid/DivXで1.5Mbps。インターフェイスは10/100base-TXイーサネット、IEEE802.11g/b無線LAN、コンポジット/S-Videoの両ビデオ出力、アナログオーディオ出力×1、コアキシャル/S/PDIFの両デジタルオーディオ出力、D4出力、DVI-I出力、USB2.0。販売開始は来週以降予定とのことで、標準価格は3万1500円。なお、従来モデル「AVLP1/DVD」もしばらくは並売されるとのこと。