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【特別企画】「3ds Max 6」のディスクリートに直撃インタビュー――64bit Xeonの威力を聞く!

2004年09月17日 21時44分更新

文● 水野

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 秋葉原のショップでXeonワークステーションの展示が行われているのはすでにお伝えしている通り。実施ショップのひとつT-ZONE.PC DIY SHOPでは、その展示機を使用し、3DCGソフト「3ds Max 6」の体験デモが実施されている。そこで今回は、同ソフトを販売しているオートデスク(株)ディスクリートディビジョンのソフトウェアプロダクト・プロダクトマーケティングマネージャーの一ノ瀬 真一郎氏とソフトウェアプロダクト・アプリケーションエンジニアの藤田 雅子氏に「3ds Max 6」について、さらに同ソフトにおいてのXeonシステムの有効性についてインタビューを行った。

ディスクリートのお二人
オートデスク(株)ディスクリートディビジョンのソフトウェアプロダクト・プロダクトマーケティングマネージャーの一ノ瀬 真一郎氏(左)と、デモ操作を担当したオートデスク(株)ディスクリートディビジョンのソフトウェアプロダクト・アプリケーションエンジニアの藤田 雅子氏

インテル製CPUに最適化、Hyper-Threadingで高速処理

――「3ds Max 6」のウリは?

一ノ瀬氏
64bit Xeonで10%高速化される、と語る一ノ瀬氏

もともと「3ds Max」というのは、ゲーム、ビデオ、CM、映画といった方面で使われている3Dプロフェッショナル向けのソフトウェアなのですが、「3ds Max 6」になる前から、インテル製CPUにオプティマイズ(最適化)されています。昔の「3D Stodio Max 4」の頃にバージョン4.26という、インテルオプティマイズバージョンを出していた経緯がありまして、以後常にインテル製CPUにオプティマイズした製品を送り出しています。「3ds Max 6」でウリになるのは“mental ray”ですね。今までは搭載していなかった、独Mental Image社の“mental ray”というレンダリングオプションをバージョン6から追加しました。今、丁度レンダリングしている最中なんですが、四角いのがパカパカ動いていますよね。“パケット”と呼んでいるんですが、この“パケット”が画面上で4つ見えているということが、4つのCPUで計算しているということなのです。Hyper-Threadingを使っているので、4つ見えている(2CPU×Hyper-Threading=4CPU)という、そういう処理が可能です。今回のデモは64bit CPUを搭載した新しいマシン実施している訳ですが、特にCPUの性能に依存しているのがレンダリング処理でして、新しいCPUで非常に高速な処理を実現しているというデモになっています。



レンダリング中
レンダリング中の「3ds Max 6」

――目安として、どれくらい高速と考えればよろしいでしょうか?

10%ぐらいのスピードアップが見込めます。今回はデモンストレーションということで簡単にやっていますが、企業で作成するような、大きな映画サイズの映像、例えば2000ピクセルとか、HD(デジタルハイビジョン)サイズで、しかも秒間30コマで何分も続く映像になると、ものすごいデータ量になります。それをレンダリングしなければならないという時に、10%速くなるということは大きなメリットがある事なんです。また今はスタンドアロンで動いていますが、「3ds Max 6」にはネットワークレンダリング機能もありまして、例えばラックを組んでXeonマシンを並べてジョブを飛ばして、ネットワークレンダリングするという事も可能です。そこで全部のマシンで10%アップとなるとものすごいメリットがあると思います。企業でも、64bitのXeonが出た途端に、12個買って6台デュアルマシンを作ってレンダリングに使用するといったケースもありましたし、10%速くなるのならすぐにでも導入するというお客様はいらっしゃいますね。

“パケット” Pentium 4なら2つだけ
画面中に見える四角が“パケット”。1個が1つのCPUの作業を現すCPU使用率を現すグラフ。2CPU×Hyper-Threading=4CPUで、4つのグラフとなっている。使用率は4つともほぼ常時100%で、まさにフル回転状態であることがわかる

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