超小型のMini-ITXマザーでも、大抵PCIスロットの1本は備えているもの。だが何と、ISAスロットを搭載した製品が高速電脳に入荷している。Mini-ITXマザー、あるいは工業用マザーでお馴染みのCommel製「LV-650」だ。
Commel製Mini-ITXマザー「LV-650」 | ボードが小型なだけに、大きく見えるISAスロット |
搭載するCPUはチップセット、グラフィックを統合したGeode GX1-300MHz。ISAスロットは小型のボードの下端に搭載されているが、さすがに奥行きぎりぎりに収まっている。DIMMスロットは1本で、256MB SDRAMまで対応。2ポートのIDEインターフェイス(Ultra ATA/33まで対応)、Type II対応のコンパクトフラッシュスロット1基を備え、Realtek製“ALC201A”チップによるサウンド機能、さらに同じくRealtek製“RTL8100”チップ2つによるデュアルの10/100BASE-TXイーサネットまでも搭載しているが、イーサネットポートのうち1つはさすがにバックパネル部には収まらず、同梱のブラケットを使用する形となっている。電源は同梱のACアダプタを使用するようになっており、価格は高速電脳で2万3940円。
Realtek製“RTL8100”チップ2つによるデュアルの10/100BASE-TXイーサネットを搭載。ただしうち1ポートは同梱のブラケットで出す仕組み | 電源は同梱のACアダプタを使用 |